花紙で作った「桜」たちが、“コロナ禍”を乗り越えての地域交流を華やかに彩ります。
城郷小机地域ケアプラザ(小机町)と、新羽ケアプラザ・コミュニティハウス(新羽町)では、今週(2021年)3月8日(月)から来月4月9日(金)までの期間、館内に桜咲く光景をイメージした展示を行う「みんなで咲かせよう!桜サクプロジェクト(PROJECT)」を開催しています。
昨年冬(2020年11月・12月)に城郷小机地域ケアプラザ(小机町)と、城郷地区青少年指導員により行われた、第1回となる「城郷地区キャンドルナイト」の成功を受けて企画された今回のプロジェクト。
港北区の地域ケアプラザ担当者の会合で、同ケアプラザが区内での実施を広く呼び掛けたところ、新羽ケアプラザの参画が決定、2つのケアプラザで、「桜」を模した展示が同時に行われることになったものです。
城郷小机ケアプラザの担当者が「花紙」で“桜”の花を作成する方法を記した用紙を頒布、利用団体や地域の関連団体などで350個を集める予定にしていたら、約660個(3月3日現在)もの“桜”が集まったと、同ケアプラザの担当者。
新羽ケアプラザでは、子育て施設や約20の団体か約600個(3月6日現在)作成したといい、桜が館内に咲き乱れる様子を演出していました。
実際に桜を作成した人は、「少人数でソーシャルディスタンスを保ちながらの作業ではありましたが、近況報告や、他愛もない会話を楽しくすることができました」と、“コロナ禍”を乗り越えて、地域の人々が交流できたことについての感想を笑顔で述べていました。
中には孫と祖母が作るシーンも見られ、世代を越えての「桜づくり」にチャレンジすることで、新たな交流の芽が花開いた場面も。
しばらくは緊急事態宣言の延長のため、本物の桜の木の下での「お花見」を大掛かりに行うことは難しそうですが、地域の人にとって身近な「ケアプラザ」でのささやかな“お花見”を楽しめるシーンは、新たな“地域の絆”を生み出す貴重な機会になっているともいえそうです。
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【参考リンク】
・新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウスのFacebookページ ※同プロジェクトについても最新情報を記載
・横浜市新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウスのサイト(社会福祉法人横浜共生会)
・横浜市城郷小机地域ケアプラザのサイト(社会福祉法人秀峰会)