新横浜のモデルナワクチン接種会場が全県民を対象に拡大されます。アリーナ通りの新横浜3丁目にある「新横浜国際ホテル南館(マナーハウス)」で神奈川県が設けている福祉施設などの勤務者向け優先接種会場について、今週(2021年)10月15日(金)9時から約1万人分の予約枠を12歳以上の全県民に開放し、予約受付を始めます。
県によると、新型コロナウイルスワクチンの接種を希望する人が11月末までに2回の接種を終えるためには、10月下旬が1回目接種の最終段階にあることから全県民に開放することにしたといいます。
同会場は、今年7月17日に福祉施設や保育所の勤務者や消防団員らを対象とした優先接種会場として設けられ、その後は妊婦とその家族、受験生とその家族などへ対象者を広げていました。
県によると、現時点で5万9000人分ある予約枠のうち約1万人分が残っているといい、10月15日(金)以降は全県民が予約可能となります。
また、1回目にファイザー社のワクチン接種後に重篤な副反応があったり、1回目と2回目で同一のワクチンを接種することが困難だったりする場合に限り、異なるワクチンを2回目に接種する「交互接種」も同会場で受け付けるとのことです。
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・新横浜のホテル内に県が開設、福祉施設の勤務者向け「集団接種会場」(2021年7月16日)
・<横浜市>11月から「集団接種会場」を縮小、慶應日吉など市内5カ所に(横浜日吉新聞、2021年10月13日、市の集団接種会場は縮小へ)
【参考リンク】
・神奈川県「新型コロナウイルスワクチン優先接種会場」(新横浜)(10月15日以降は全県民が予約可能に)