新横浜駅前ホテルの日本料理店がフル・リニューアルで新たな和食の世界を伝えます。
JR・地下鉄ブルーライン新横浜駅前(アリーナ側出入口)にある新横浜グレイスホテル(新横浜3)は、あす(2020年)9月16日(水)に、地下1階の和食レストラン「日本料理ぎん」を、フル・リニューアルオープン。
これまでの店舗スペースを大幅に拡張、約373.8平方メートルものフロアを新たに確保し、会食にも最適だという和個室をはじめとした大小6室の個室など、約100席もの座席空間を、ソーシャル・ディスタンスを保った上で用意しています。
昨年(2019年)9月末にリニューアル工事のため閉店していた同店ですが、当初予定していた今年4月のオープン予定から、新型コロナウイルスの影響もあり工事も延期に。
感染対策などもより慎重に行った上での「万全の態勢」でのオープンとなったと、レストラン・サービス部門の支配人・蓮見彰さんは今回のリニューアルオープンへの一筋縄ではなかった道のりについて振り返ります。
同店のコンセプトについては、「ユネスコ無形文化遺産にも登録されている、世界中から注目されている日本の誇る和食料理は、単に料理というだけではなく、“文化”として認識されるもの。日本人がこれまで大切にしてきた食の文化と和食の伝統を忠実に守りながら、四季折々の厳選された旬の食材をご堪能いただき、これに当店らしい新しい技法をひとさじ加えて、伝統と文化の新たな“融合”をお楽しみいただければ」と蓮見さん。
和食が「文化」であること、その伝統と進化が「融合」された同店らしいオリジナリティを楽しんでもらいたいとの想いを語ります。
また、同店の3つのこだわりとして、神奈川県で収穫した地場野菜を食材に使用すること、鮮度にこだわった魚介類を仕入れ、多彩な調理方法で提供すること、新たに設けたカウンター席で、料理人が目の前で料理を作る臨場感を楽しめるよう、“特別な空間”をアレンジ。
「慶事などのお祝いの席や顔合わせ、大切な方々とのお集まりや法要後の会席の席などにもご利用いただければ」と、これまで以上に“広々と”、そして“上質”なひとときを感じてもらえる空間を創出したと蓮見さんは説明します。
同店(同ホテル)を運営するグレイスホテル株式会社(新横浜3)の親会社・株式会社くらしの友(東京・大田区)の伴久之社長は、「地産地消のお食事で、皆様の“おもてなし”をしたいという気持ちでリニューアルを行いました。お客様を迎える日本料理店が多くない地域ということもありました。この新横浜周辺エリアをよりよい場所にしていくための地域貢献をこれからも行っていきたい」と、今回のリニューアルに賭ける想いを熱く語ります。
冬の同ホテル前での「街路樹イルミネーション」の取り組みなどで新横浜の地域まちづくりを担う存在として知られる同ホテルの岩井昌弘総支配人も、「約1年間もの歳月をかけたフル・リニューアル、また地元・神奈川産の野菜をふんだんに使い、美味しく調理するといった取り組みを通じ、これまで以上に地元地域に密着し、ご利用いただける工夫を凝らしていければ」と、新しく生まれ変わった同店を、“より地域に親しまれる場所”にしていきたいとの想いを披露していました。
新型コロナウイルス感染症への対策を行う同店では、入店時の検温、アルコール消毒のお願いをするとともに、従業員にもマスク着用、頻繁な手洗い、うがい、消毒の徹底を行っていくとのこと。
なお、同店の営業時間は、ランチタイムは11時から14時まで(ラストオーダー)。ディナータイムは17時から平日は21時まで、土日祝は20時30分まで(いずれもラストオーダー)。
当面の間は「月曜日」を定休日とし、ディナーは事前予約のみの営業を実施予定、営業時間の変更(短縮)もあるとのことです。
新しく生まれ変わった「地域の」、そして新幹線の駅前という「県内きっての好立地」に位置する日本料理店が、これからどのように地域の人々や来訪者に親しまれ、利用する人々の大切なシーンを彩る店として今後認知されていくのかに、より大きな注目が集まるリニューアル・オープンとなりそうです。
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【参考リンク】
・日本料理「ぎん」(同)