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港北区は2022年の関東「ベスト50」から外れてしまいました。

株式会社リクルート(東京都千代田区)の調査機関SUUMO(スーモ)リサーチセンターは1都4県(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城)で行った「住み続けたい街(自治体/駅)ランキング」を今月(2022年)10月4日に発表し、港北区は58位にとどまりました。

2022年「住み続けたい自治体ランキング」で港北区は58位だった(ニュースリリースを一部加工)

リクルートは街や駅の“人気投票”である「住みたい街(駅)ランキング」で知られていますが、昨年(2021年)から居住者を対象にした大規模調査として「住み続けたい街(自治体/駅)ランキング」を開始。今年は34万253人に継続居住の意向を尋ねています。

今後も住み続けたいか」という設問に対し、「まったくそう思わない」から「とてもそう思う」まで前回は5段階であった回答を今回は11段階に細分化して得点化。

そのため単純比較はできないものの、「住み続けたい自治体ランキング」で前回は49位(平均評価点70.60)だった港北区は、3510人による回答で今回58位(同70.81)にまで下がっています。

2022年「住み続けたい自治体ランキング」のベスト50(ニュースリリースより)

今回の同ランキングで横浜市内の各区は、6位の西区(同77.53)を筆頭に16位に中区(同75.30)、18位に都筑区(同74.85)、22位が青葉区(同74.07)、32位に金沢区(同72.86)、42位は港南区(同71.72)と6区がベスト50に入り、55位に神奈川区(同71.03)が入っているため、横浜18区だけで見て港北区は8番目ということになります。

住み続けたい自治体ではなく、「住み続けたい駅」を聞いたランキングでも100位までに港北区内の駅はありませんでした。

港北区総合庁舎(区役所・公会堂など)

外から見た“人気投票”では一定の評価を受け続ける港北区や区内の駅ですが、実際に居住している住民の満足度はそれほど高くはないとの結果といえます。

【関連記事】

港北区は住み続けたい街か? 関東の「ベスト50」に何とか入った(2021年10月6日、前年の調査)

2022年「住みここちランキング」、区内で新羽だけ上昇、トップの大倉山に迫る(2022年5月20日、「大東建託」による1都3県調査)

【参考リンク】

「SUUMO住民実感調査2022 首都圏版」2022年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング発表(リクルート、2022年10月4日)