何とか50位以内に入りました。株式会社リクルート(東京都千代田区)の調査機関であるSUUMO(スーモ)リサーチセンターは、1都4県(神奈川・埼玉・千葉・茨城)に住む20歳以上の30万6948人(有効回答数)を対象に、街への継続居住意向を尋ねる調査を今年(2021年)1月に行い、きのう10月5日に「住み続けたい自治体ランキング」として結果を発表しました。
なお、横浜市(18区)や川崎市(7区)、相模原市(3区)、さいたま市(10区)、千葉市(6区)といった政令指定都市内に置かれた「行政区」は、独立した正式な自治体ではないものの、この調査では「市町村」や「東京23区(特別区)」と同じ位置付けで扱われています。
1都4県の「住み続けたい自治体ランキング」によると、トップは東京都武蔵野市(77.97点)で、港北区は49位(70.60点)となりました。
港北区は「ベスト50」には残ったものの、横浜市内の行政区で見ると、西区(7位)や都筑区(14位)、中区(15位)、青葉区(23位)、金沢区(34位)、栄区(38位)、港南区(47位)に次ぐ18区中8番目という結果。
また、自治体名ではなく「駅名」を尋ねた「住み続けたい駅ランキング」では、50位以内に港北区内の駅は入りませんでした。
今回の調査と同じリクルートが行っている「住みたい街自治体ランキング関東版(2021年)」では、港北区は26位と比較的高い評価を得ているものの、実際に住んでいる住民が「住み続けたい」かどうかという指標では、悪くもなく良くもない評価といえそうです。
【関連記事】
・港北区の「住みここち偏差値」は59.2、県内で9位・首都圏36位に上昇(2021年5月20日、大東建託による調査)
・<住みたい街ランキング>新横浜が過去最高の65位、菊名が170位に初登場(2021年3月10日)
・<住みたい街ランキング>日吉が80位に上昇、綱島は下落も項目別で快挙(横浜日吉新聞、2021年3月10日)
【参考リンク】
・SUUMO住民実感調査 2021年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング発表! 自治体1位は武蔵野市、駅1位は東銀座 結果から見えてきた、住み続けたい街の条件とは…?!(PDF、リクルート、2021年10月4日)
・SUUMO住みたい街(自治体)ランキング2021 関東版(2021年4月公開、外からの評価で港北区は26位)