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J1リーグ最終盤を迎えた横浜F・マリノスを、横浜・横須賀・大和の3市長が激励。今年も登場した「巨大順位表」で街中から“逆転優勝”を後押しします。

横浜F・マリノスは、先月(2023年)10月30日の夕刻、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(中区海岸通)の屋上広場で、「2023横浜F・マリノス出港式」を開催しました。

“横浜らしい”場所としての大さん橋で行われた「横浜F・マリノス出港式」に集結した3市長と喜田キャプテン、中山社長(10月30日、横浜港大さん橋)

“横浜らしい”場所としての大さん橋で行われた「横浜F・マリノス出港式」に集結した3市長と喜田キャプテン、中山社長(10月30日、横浜港大さん橋)

夕陽が輝く中、小山愛理(あいり)さんの司会進行で「出港式」が行われた

夕陽が輝く中、小山愛理(あいり)さんの司会進行で「出港式」が行われた

「われわれの、横浜F・マリノスのサッカー“アタッキングフットボール”をやりぬき、残りの三試合を全勝で、そして連覇をぜひ掴み取りたい」と語る中山社長

「われわれの、横浜F・マリノスのサッカー“アタッキングフットボール”をやりぬき、残りの三試合を全勝で、そして連覇をぜひ掴み取りたい」と語る中山社長

残り3試合を残すのみとなったリーグ終盤を“一丸”となって戦うことをチームから依頼、横浜市の山中竹春市長横須賀市の上地克明(かみじかつあき)市長大和市の古谷田力(こやたつとむ)市長がこれに応え来訪。

横浜市の山中市長は「今が優勝の正念場、マリノスを応援したいその想いでかけつけました。いよいよこれから、本当に正念場を迎えるので、喜田キャプテン、頑張ってください。マリノスの連覇を期待しています」と激励していた

横浜市の山中市長は「今が優勝の正念場、マリノスを応援したいその想いでかけつけました。いよいよこれから、本当に正念場を迎えるので、喜田キャプテン、頑張ってください。マリノスの連覇を期待しています」と激励していた

横須賀市の上地市長は「2023年、今シーズンは、横須賀市久里浜に『F・マリノススポーツパーク』がオープンしました。新しい船出を横須賀からさせていただいて、今横須賀では大いに盛り上がっているところ。横須賀市一丸となって応援します」と熱き想いを力強く語っていた

横須賀市の上地市長は「2023年、今シーズンは、横須賀市久里浜に『F・マリノススポーツパーク』がオープンしました。新しい船出を横須賀からさせていただいて、今横須賀では大いに盛り上がっているところ。横須賀市一丸となって応援します」と熱き想いを力強く語っていた

大和市の古谷田市長は「当時は日産だったが、小学6年生の時から見ていたこの横浜F・マリノスが大好き。大和市民も皆さんで優勝の感動をわかちあえるよう、横浜市、横須賀市と一緒になって応援していきたい」と、“サッカー少年”だった当時からの想いを披露していた

大和市の古谷田市長は「当時は日産だったが、小学6年生の時から見ていたこの横浜F・マリノスが大好き。大和市民も皆さんで優勝の感動をわかちあえるよう、横浜市、横須賀市と一緒になって応援していきたい」と、“サッカー少年”だった当時からの想いを披露していた

中山昭宏社長キャプテンの喜田拓也選手を熱く激励し、“3市一丸となって”の声援を約束。“地域ぐるみ”での逆転優勝への後押しを行う決意を共有していました。

喜田キャプテンは「今こそマリノスファミリーの力を結集するとき。ホームタウンの皆さんもバックアップしてくれていると思うので、選手としてはピッチで人生を賭けて闘うことで皆さんにお返しできるものがあると思っているし、皆さんの想いを背負って、本当に人生を賭けて結果を出しにいきたい」との決意を語っていた

喜田キャプテンは「今こそマリノスファミリーの力を結集するとき。ホームタウンの皆さんもバックアップしてくれていると思うので、選手としてはピッチで人生を賭けて闘うことで皆さんにお返しできるものがあると思っているし、皆さんの想いを背負って、本当に人生を賭けて結果を出しにいきたい」との決意を語っていた

“横浜らしい場所”での「出港式」の終了後も、喜田キャプテンと小山さんは報道陣からの質問に対応していた

“横浜らしい場所”での「出港式」の終了後も、喜田キャプテンと小山さんは報道陣からの質問に対応していた

また、きのう11月6日午前には、東急線・みなとみらい線の横浜駅(西区高島)地下2階の南北連絡通路で、恒例となりつつある“巨大順位表”も含んだ「横浜F・マリノスリアルタイムス(REAL TIMES=リアタイ新聞)」の“お披露目イベント”を開催しました。

奈良県出身の小木曽さんは現在九州・佐賀在住。飛行機で横浜入り、この日は朝6時から「ライブペインティング」に挑んでいた。スポーツ分野は初のチャレンジになるとのこと(11月6日、横浜駅)

奈良県出身の小木曽さんは現在九州・佐賀在住。飛行機で横浜入り、この日は朝6時から「ライブペインティング」に挑んでいた。スポーツ分野は初のチャレンジになるとのこと(11月6日、横浜駅)

“写実画家の俊英(しゅんえい)”として画壇の注目を集めているという小木曽誠さんを招き、写真部分をリアルで描く「ライブペインティング」を実施。

「これだけ大きなサイズの(即興での)作品づくりは(出身の)東京藝術大学での試験でもなかった」と語る小木曽さん

「これだけ大きなサイズの(即興での)作品づくりは(出身の)東京藝術大学での試験でもなかった」と語る小木曽さん

2019年に横浜市営地下鉄の横浜駅、昨年(2022年)にはJR東海新横浜駅構内にも登場した「巨大順位表」部分のほか、前節の試合の模様を伝える「新聞記事」の写真部分に小木曽さんによる描きたての“渾身(こんしん)の作品”を埋め込む演出を行い、来訪した小木曽さん、F・マリノスファンからの熱き拍手を浴びていました。

高さ約2m、幅約5.8mの「リアタイ新聞」に、10月28日福岡戦でのアンデルソンロペス選手のゴールシーンを“写実画”で再現したものをはめ込み完成へ。小木曽さんは最後にサインを入れていた

高さ約2m、幅約5.8mの「リアタイ新聞」に、10月28日福岡戦でのアンデルソンロペス選手のゴールシーンを“写実画”で再現したものをはめ込み完成へ。小木曽さんは最後にサインを入れていた

「まだサッカー観戦はしたことがなかった」と語る小木曽さん。次節は観戦し11月13日と26日の朝6時から12時まで予定されているという「ライブペインティング」イベントに臨む予定(※予定は変更の可能性有、F・マリノスのSNSなどで告知予定とのこと)

「まだサッカー観戦はしたことがなかった」と語る小木曽さん。次節は観戦し11月13日と26日の朝6時から12時まで予定されているという「ライブペインティング」イベントに臨む予定(※予定は変更の可能性有、F・マリノスのSNSなどで告知予定とのこと)

「地域一丸」となって熱き声援を

10月29日時点での横浜F・マリノスの順位は、18勝6分け7敗の勝点60でJ1リーグ2位。1位のヴィッセル神戸とは「勝点」で2つの差となっており、残る3試合の戦績により逆転優勝も狙える位置です。

最短では2試合終了後にいずれかの優勝が決まるケースもあるといい、F・マリノスにとっては“負けられない”試合が続きます。

11月12日(日)14時からの「セレッソ大阪」戦では、勝利のシンボル・トリコロールのパラソルをモチーフにデザインされた「トリパラユニ」付きでのチケットを販売している(横浜F・マリノス公式サイト)

11月12日(日)14時からの「セレッソ大阪」戦では、勝利のシンボル・トリコロールのパラソルをモチーフにデザインされた「トリパラユニ」付きでのチケットを販売している(横浜F・マリノス公式サイト)

11月12日(日)14時からの「セレッソ大阪」戦、また24日(金)19時からの「アルビレックス新潟」戦はいずれもホーム・日産スタジアムでの連戦となっています。

逆転での優勝、また2003(平成15)年と2004(同16)年以来となる、19年ぶりの連覇を目指す戦いを“地域から後押し”することでの勝利を、必ずやもぎ取りたいところです。

2023年11月以降の試合予定

  • 11月7日(火)21:00【ACL】グループG:カヤFC・イロイロ(フィリピン・マニラ)
  • 11月12日()14:00(第32節):セレッソ大阪
  • 11月24日(金)19:00(第33節):アルビレックス新潟
  • 11月28日(火)19:00【ACL】グループG:仁川ユナイテッド(韓国・仁川)
  • 12月3日()14:00(第34節):京都サンガ(京都・サンガスタジアム)
  • 12月13日(水)17:00【ACL】グループG:山東泰山

)11月12日、24日、12月13日は「日産スタジアム」で開催

)国際試合のACLでは「日産スタジアム」の呼称を使わず、正式名の「横浜国際総合競技場」の表記を用いることになっていますが、港北区内では普段なじみの少ない名称で分かりづらいことから日産スタジアムの表記を優先使用します

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

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日産スタジアムで3年半ぶり「ACL」、12月までF・マリノスが3試合(2023年9月1日)

・【前年記事】<横浜F・マリノス>3年ぶり優勝、日産スタジアムや新横浜で歓喜(2022年11月6日)

【参考リンク】

今後の試合日程(横浜F・マリノス)