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1都3県の20駅をめぐるスタンプラリーが首都圏の鉄道10社が共同企画し、羽沢横浜国大新綱島が初めてスタンプ設置駅となりました。

東急電鉄や相鉄(相模鉄道)、東京メトロ、西武鉄道、東武鉄道など10社は、今週(2023年)11月8日(水)から来年(2024年)1月21日(日)まで共同で「私鉄10社スタンプラリー」を開きます。

11月8日(水)から2024年1月21日(日)まで首都圏の鉄道10社が共同で企画した「私鉄10社スタンプラリー」(ニュースリリースより)

神奈川や東京、埼玉、千葉の1都3県にある20駅を巡る企画で、各鉄道会社ごとにスタンプを2駅に置き、パンフレットに両方を押して指定場所で提示すると、各社ごとにデザインの異なる「オリジナル電車シール」がもらえるという仕組み。

地上部に再開発ビルが完成した東急新横浜線の新綱島駅(11月4日撮影)

たとえば、東急電鉄では新綱島駅(新横浜線)と池上駅(池上線)の2駅でスタンプを捺し、指定場所である横浜駅近くの商業施設内にある鉄道模型店チェーン「ポポンデッタマルイシティ横浜店」を訪れると、オリジナル電車シールを受け取ることが可能です。

相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅(2023年7月撮影)

相鉄でも同様に羽沢横浜国大駅(新横浜線)といずみ中央駅(いずみ野線)のスタンプを捺し、海老名駅近くにある指定場所の「ポポンデッタ with 小田急トレインギャラリー」へ行って受け取る形となります。

オリジナル電車シールに付属した5社分のシールを集めると「5社賞」、10社分すべてを集めると「10社コンプリート賞」にそれぞれ応募が可能で各社の鉄道関連品やグッズなどが抽選で当たります。

横浜市内のスタンプ設置駅は東急の新綱島、相鉄の羽沢横浜国大といずみ中央、京急の日ノ出町(写真)の4駅ある(イメージ)

各駅のスタンプ設置時間は10時から19時まで、オリジナル電車シールを受け取る指定場所は、商業施設などの営業時間内とのこと。

3年ぶりに行われた昨年(2022年)に続き、今年も企画された私鉄10社スタンプラリーは、2005(平成17)年春東京メトロが相互乗り入れしている東急小田急電鉄西武東武の4社とともに始めた「私鉄沿線花さがしスタンプラリー」が原型。

西武秩父駅は2005年に前身の「私鉄沿線花さがしスタンプラリー」が始まった時もスタンプ設置駅となっており、今回もスタンプが置かれる(イメージ)

その後、参加する鉄道会社が増え、2007(平成19)年春から「ゆるり散策、私鉄沿線花と寺社めぐりスタンプラリー」との名で沿線の寺社と花スポット散策を促す企画となっていましたが、2015(平成27)年秋にシンプルな「私鉄9社スタンプラリー」として刷新。翌年から相鉄が新たに参加し、計10社という現在の形になりました。

2018(平成30)年秋は「宝探しスタンプラリー」、翌年秋には「駅名かるたスタンプラリー」などと若干の“企画”が加えられたこともありましたが、新型コロナ禍による中断から再開後の2022年秋は再びシンプルなスタンプラリーに戻っています。

スタンプ設置駅は各鉄道に2駅しかなく、港北区や周辺の駅に設置されるケースは多くないため、新綱島駅と羽沢横浜国大駅に置かれる今回は参加しやすい年。スタンプは観光地の最寄り駅も目立っており、秋から冬にかけて行楽のきっかけにもなりそうです。

スタンプが置かれる京成の成田駅は「成田山新勝寺」へ初詣に行く際に立ち寄れる(イメージ)

スタンプ設置駅(電車シール受取場所=最寄り駅)

2023年11月8日(水)~2024年1月21日(日)実施、スタンプ設置駅と電車シール受取場所は公式の案内ページにリンクしています

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の一部共通記事です

【関連記事】

・【2019年記事】日吉が東横・目黒線で唯一の設置駅に、私鉄10社が「スタンプラリー」(横浜日吉新聞、2019年10月30日、コロナ前には日吉駅にスタンプが置かれたことも)

【参考リンク】

私鉄10社共同企画「私鉄10社 スタンプラリー」を11月8日より開催します~2023年11月8日(水)から2024年1月21日(日)まで(東急電鉄、2023年10月30日)