日産スタジアムでは2020年2月以来の「ACL」となります。
アジア各国のリーグ戦上位チームなどが出場する「ACL(AFCチャンピオンズリーグ)2023-24」で、前年J1優勝の横浜F・マリノスが中国、フィリピン、韓国の3チームと順次対戦するグループステージが今月(2023年)9月19日(火)から始まり、ホームの試合会場は日産スタジアム(横浜国際総合競技場)に決まりました。
ACLはアジアのクラブチームによる選手権で、日本からは前年のJ1リーグ上位チームと天皇杯優勝チームに出場権が与えられ、今大会はF・マリノスのほか、J1リーグ2位だった川崎フロンターレと2022年の天皇杯で優勝したヴァンフォーレ甲府、前回のACLで優勝を果たした浦和レッズが出場。
前大会までは春にグループステージを戦い、夏のノックアウトステージ(決勝トーナメント)を経て翌年冬に決勝戦を行う日程となっていましたが、今回からは「秋春制」として、秋のグループステージから来年5月の決勝戦まで連続して開催される形に変わっています。
また、この数年は新型コロナ対策上からグループステージは開催場所を限定する形の集中開催となっていましたが、今回からは以前のように「ホームアンドアウェー」で行う形に戻されました。
グループステージは9月から始まり、10ある各グループ1位のチームと、2位チームのうちランキング上位3クラブが来年(2024年)2月に行われるノックアウトステージへ進出することになります。
F・マリノスが入る「グループG」は、中国の山東(さんとう)省済南(さいなん)市に本拠地を置く「山東泰山(たいさん)」と、フィリピンのイロイロ(Iloilo)市に本拠地を置く「カヤFC・イロイロ」、韓国の仁川(いんちょん)広域市に本拠地を置く「仁川ユナイテッド」の4チームで構成。
F・マリノスは9月19日(火)から12月13日(水)までに3チームとホームアンドアウェーで計6試合を戦うスケジュールとなり、ホームの会場は日産スタジアムとなりました。日産スタジアムでACLの試合が行われるのは2020年2月19日のF・マリノス対シドニーFC戦以来。
これにより日産スタジアムでは、J1リーグの公式戦も含めて9月から12月までの4カ月間に7試合が開かれることになりました。(※)その後、YBCルヴァンカップの準決勝戦が追加されたため計8試合となりました(9月11日追記)
今後の日産スタジアムにおける試合日程は次の通りです。
2023年9月以降の「日産スタジアム」での試合予定
- 9月19日(火)19:00【ACL】グループG:仁川ユナイテッド(詳細)
- 9月29日(金)19:00(第29節):ヴィッセル神戸(詳細)※当初発表の9月30日から変更
- 10月11日(水)19:00(YBCルヴァンカップ準決勝):浦和レッズ ※9月11日に追記しました
- 10月21日(土)14:00(第30節):北海道コンサドーレ札幌
- 10月25日(水)19:00【ACL】グループG:カヤFC・イロイロ(詳細)
- 11月12日(日)14:00(第32節):セレッソ大阪
- 11月24日(金)19:00(第33節):アルビレックス新潟
- 12月13日(水)17:00【ACL】グループG:山東泰山(詳細)
(※)国際試合のACLでは「日産スタジアム」の呼称を使わず、正式名の「横浜国際総合競技場」の表記を用いることになっていますが、港北区内では普段なじみの少ない名称で分かりづらいことから、記事中では日産スタジアムの表記を優先して使っています。
【関連記事】
・2023年の「横浜F・マリノス」開幕、日産スタジアムでは計15試合(2023年2月15日、今シーズンの当初日程など)
・【過去記事】横浜F・マリノス、上海戦のホーム日程が変更、アウェーは開催地未定(2020年2月7日、前回のホームアンドアウェーでの開催時は途中でコロナ禍中断となった)
【参考リンク】
・横浜F・マリノス「AFCチャンピオンズリーグ2023/24 グループステージ試合日程および会場決定のお知らせ」(2023年8月25日発表)
・Jリーグ「AFCチャンピオンズリーグ2023/24」の特集ページ(日程やニュースなど)