2022年度の「Find Your Yokohama(ファインド・ユア・ヨコハマ)」キャンペーンが今週(2022年)4月15日(金)から始まります。
横浜市文化観光局と市の外郭団体である横浜観光コンベンション・ビューローは、休止が相次いでいた旅行費の補助キャンペーンを“新年度バージョン”として再開します。
新型コロナウイルス禍で大きな影響を受けた市内の観光再生を図るため、一昨年(2020年)8月に市が始めた「Find Your Yokohama」は、度重なる感染状況の悪化で中断が相次いでおり、次が三度目の開始となります。
今回は宿泊と観光のクーポン2種類を発行し、宿泊時のクーポンは利用金額(7000円以上・1万円以上・1万5000円以上)に応じて3500円・5000円・7000円の割引クーポンを配布。
また、観光用には「滞在コンテンツクーポン」と題し、「体験コンテンツ」(ヘリコプター貸切ツアーやチャータークルージングなど)が平日は50%割引、土休日が30%割引、「入場チケットの割引クーポン」(テーマパークや水族館などの入場券)は全日50%割引のクーポンをそれぞれ配布(1回1人あたり割引上限1万円)するとしています。
宿泊クーポンは4月15日(金)のチェックインから5月31日(火)のチェックアウトまで分が対象で、6月以降についても発行が検討されており、その際は一部内容が変更になる可能性があるとのこと。滞在コンテンツクーポンは4月15日(金)から来年(2023年)2月末までの発行を計画中です。
クーポン利用時には、神奈川県民は2回の「ワクチン接種済証」または「陰性証明」(1日~3日前)が必要。埼玉や千葉など5県の在住者は3回の「ワクチン接種済証」または「陰性証明」(同)を求めています。
いずれも予算上限に達した時点でクーポンの配布が終了となり、市によると4月からの新年度予算では実施経費を含め総額3億円の予算を組んでいるといい、宿泊クーポンが年度内に4万件、滞在コンテンツクーポンは1万件まで配布が可能とのことです。
クーポン配布は、宿泊クーポンが「JTB公式サイト」「るるぶトラベル」「Yahoo!トラベル」の3サイトで行うことに加え、神奈川県内にあるJTBの一部店舗でも割引に対応した宿泊予約を取り扱う予定。
滞在コンテンツクーポンはアソビュー株式会社(東京都渋谷区)が運営する観光チケット類の予約販売サイト「アソビュー!」で配布と販売が行われます。
宿泊施設や滞在コンテンツの詳細内容は4月15日(金)に特設サイトで公表される予定です。
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【参考リンク】
・「Find Your Yokohamaキャンペーン」の特設サイト(2022年4月15日開始)
・お得な旅行商品で横浜を満喫!「Find Your YOKOHAMAキャンペーン」4/15(金)開始(横浜観光コンベンション・ビューロー)