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新横浜駅でも東海道新幹線をビジネス利用する際の環境をより整える計画です。JR東海は来月(2022年)5月9日(月)から3編成に個室タイプの「ビジネスブース」を試験導入するほか、7月ごろには新横浜駅などの待合室半個室タイプの「ビジネスコーナー」を新設するといいます。

昨年10月から7号車に設けられた「S Work(エスワーク)車両」と案内リーフレット(2021年10月)

東海道新幹線では、パソコンなどでの仕事がしやすい環境を整えたビジネス利用者向けの「S Work(エスワーク)車両」(エクスプレス予約/スマートEX予約のみ発売)を昨年10月から「のぞみ」号の7号車に設定し、通信容量を強化したWiFi環境を提供するなどしてきました。

これに加え、今後は新型の「N700S(エス)」のうち3編成で、7号車のデッキ部分にある喫煙室を廃し、ハイチェアやテーブル、コンセントを設置した「ビジネスブース」に改装し、5月9日以降に7号車の利用者向けに提供を始める予定です。予約のうえ、1回あたり30分使えるとのこと。

半個室タイプの「ビジネスコーナー」イメージ(JR東海のニュースリリースより)

また、新横浜駅や品川駅、京都駅では7月ごろから、待合室内に半個室となった「ビジネスコーナー」や、コンセントポールを新設し、無料で使えるようにする計画です。

すでに東京や名古屋、新大阪の3駅には設置されており、新横浜駅ではビジネスコーナーを4ブース、コンセントポール2カ所を設置するとしています。

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【参考リンク】

働くあなたを今日も乗せて<東海道新幹線ビジネス>(JR東海)

「N700S」の運行予定(JR東海)