天候不順が続く秋の日、トレッサ内ウォーキングを楽しんでみませんか。
横浜市港北区福祉保健課(丹野久美課長)は、今年(2021年)4月、師岡町にある大型ショッピングモール「トレッサ横浜」(三浦久プレジデント、株式会社トヨタオートモールクリエイト運営=愛知県名古屋市)の協力で、「雨の日でも歩こう港北~ショッピングモールで健康ウォーキング」マップを初めて制作。
A5サイズ・8ページの冊子に、1階から3階までの館内のウォーキングマップを、フロアごとに見開き(各2ページ)で掲載。約1万部印刷し、トレッサ館内や同区役所など区内で配布しています。
横浜市健康福祉局は、2014(平成26)年11月から、日常生活の中で、気軽に楽しみながら健康づくりに取り組むことを目的とした「よこはまウォーキングポイント」をスタート。
同事業では、参加登録者に無料でプレゼントされる「歩数計」(送料610円は利用者負担)や、2018(平成30)年4月からスタートした「歩数計アプリ」の使用でポイントがつく「ウォーキングポイントリーダー」を市内各所に設置。
トレッサ横浜南棟1階のインフォメーションカウンター(スタート地点)と、北棟3階にある総合スポーツ用品店「スーパースポーツゼビオ トレッサ横浜店」内のランニングコーナーの2カ所にも置かれています。
コロナ禍を受け、日々の健康づくりのためにと港北区側からマップ制作をトレッサに打診、両者でマップを制作する契約を締結し実現に至ったといいます。
今回のマップ(冊子)の表紙には、心肺機能が向上し、疲れにくい身体を作る、基礎代謝が上がり、肥満や生活習慣病を予防するといった「ウォーキングの効果」や、視線は少し遠くを見る、背筋を伸ばすといった「歩き方のポイント」、“コロナ禍”の現状を踏まえた「ソーシャルディスタンス」の確保やマスク着用、手洗い・手指消毒の徹底といった「安全のために」などのポイントについても記載。
「体調がすぐれない場合は、無理をしないようにしましょう」といった体調面での注意事項についても、マスク姿の港北区キャラクター「ミズキー」が呼びかけています。
特に、マップに示されたコースの全長は約1500メートル、階の移動は全てエスカレーターを使用することもあり、シニア層でも無理なくウォーキングを楽しめるようにルートを設計しています。
大型ショッピングモールらしく「屋根付き」のウォーキングコースであることから、「タイトルも、“雨の日でも歩こう港北”と名付けました。もちろん、感染症対策には万全を期していただき、ショッピングを楽しみながらの“健康ウォーキング”で心も体もリフレッシュいただければ」(同区の担当者)と、ウォーキングマップの利用を呼び掛けています。
なお、冊子の「マップ」の部分についてはトレッサ横浜公式サイトから閲覧が可能。紙版は、トレッサ南棟1階と北棟2階の「インフォメーション」、港北区役所(大豆戸町)3階の同課健康づくり係(37番窓口)、港北区内の地域ケアプラザや港北スポーツセンター(大豆戸町)などでも配布されているとのこと。
「コロナ禍」であっても、どうしても行かねばならない、生活必需品などのいつもの「買い物」時に、普段、歩くことがない店舗やサービスを知る機会としてもマップを活用できそうです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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・歩けば得する!ゲーム感覚の人気企画「よこはまウォーキングポイント」は18歳から参加OK(横浜日吉新聞、2016年5月26日)
【参考リンク】
・よこはまウォーキングポイント~雨の日でも歩こう港北(トレッサ横浜公式サイト)※マップをクリックすると拡大サイズで閲覧できる
・トレッサ探検隊~トレッサ横浜でウォーキング よこはまウォーキングポイントをトレパト(とれおんパークのブログ~トレッサ横浜)
・よこはまウォーキングポイント(横浜市健康福祉局)
・つなぎ塾トーク<第7回:港北区の魅力発信に携わるみなさん>(港北つなぎ塾のサイト)※三浦久プレジデントがウォーキングマップの制作について言及していた