【2021年5月の記事です】2年ぶりに横浜アリーナで日本一決定戦が開かれます。男子プロバスケットボール「Bリーグ(B.LEAGUE)」の日本一を決める最終戦「日本生命Bリーグファイナル(日本生命B.LEAGUE FINALS 2020-21)」の宇都宮ブレックス対千葉ジェッツが今月(2021年)5月29日(土)と30日(日)、6月1日(火)に予定され、いずれもテレビ中継が行われます。

シーズンの上位8クラブが2勝先勝方式のトーナメントで戦う(「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」の特設サイトより)
Bリーグファイナルは、昨年(2020年)10月に開幕し今月5月9日まで20チームが戦ったB1リーグ「2020-21シーズン」の上位8クラブが出場し、トーナメント(2勝先勝)で戦う「Bリーグチャンピオンシップ(B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21)」を経て、最後まで残った2クラブが戦う“決勝戦”で、先に2勝したほうが日本一となります。
ファイナルはこれまで“一発勝負”の1試合制で行われており、2勝先勝方式となるのは今回が初めて。
出場チームのホームでもアウエーでもない“中立地”として、2018年から横浜アリーナをファイナルの会場に選んでいるBリーグは、「1万人規模のアリーナであることと、会場演出も充実させることができ、エンターテイメント性の追求もしやすい環境」と評価。
「クラブや選手だけでなく、ファンからも『ファイナルは横浜アリーナ』であることが定着化し、根付くことはポジティブに受け止めている」(Bリーグ)といいます。
昨年も横浜アリーナでのファイナル開催が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となっているため、2年ぶりの開催となります。
3日間とも上限5000人の有観客で開かれ、チケット(3300円~6万6000円、一部席種に「小中高校生料金」あり)の販売は、5月25日(火)12時から出場クラブのファンクラブ会員向けに開始し、一般販売は26日(水)12時から「B.LEAGUEチケット」で行われます。どちからのクラブが2連勝した場合、6月1日(火)の3試合目は開かれません。
5月29日(土)のオープニングには歌舞伎役者の尾上右近さん、30日(日)のハーフタイムには「東京スカパラダイスオーケストラ」、6月1日(火)には落語家の立川吉笑さんがそれぞれゲストとして会場でパフォーマンスを披露します。

日本生命が冠スポンサーとなった「日本生命B.LEAGUE FINALS 2020-21」の特設サイト
なお、29日(土)の1試合目は「NHK総合」、30日(日)の2試合目が「日本テレビ系」と「NHK BS1」、3試合目が行われる場合は「NHK BS1」で放送を予定。
Bリーグでは「連日、地上波生放送も行われ、今まで以上にBリーグを、バスケットボールをお楽しみいただきやすい環境となりましたので、ぜひご注目ください」と観戦を呼びかけています。
試合開始は、29日(土)が15時5分、30日(日)は15時、6月1日(火)が19時5分の予定です。
(※)横浜アリーナでの「ファイナル」へ出場する可能性があるのは次の8クラブ(5月13日時点)、5月24日追記:対戦カードは宇都宮ブレックス対千葉ジェッツとなりました。記事本文にも一部追記しました。5月31日追記:1勝1敗となったため、6月1日(火)に第3戦が行われます。3戦目に関する記事はこちらをご覧ください
- 宇都宮ブレックス
- 琉球ゴールデンキングス
- 千葉ジェッツ
- 大阪エヴェッサ
- 川崎ブレイブサンダース
- シーホース三河
- 富山グラウジーズ
- サンロッカーズ渋谷
【関連記事】
・<横浜アリーナ>Bリーグ“日本一決戦”は6/1(火)夜に、初の第3戦で決着(2021年5月31日、1勝1敗で3戦目までもつれることに)※リンク追記
・<4月の新横浜>Jリーグ再延期、Bリーグは残り全試合断念、音楽ライブも皆無(2020年3月30日、昨年は新型コロナの影響で中止に)
・Bリーグ日本一決定戦に過去最大の観客、「横浜アリーナ」累計5000万人も達成(2019年5月13日、一昨年は約1万3000人を動員した)
・<バスケBリーグ>横浜市内に2チーム目が誕生、「ビーコル」も歓迎の姿勢(横浜日吉新聞、2021年2月1日、来シーズンから横浜市内ではチームが増える)
【参考リンク】
・日本生命Bリーグファイナル(日本生命B.LEAGUE FINALS 2020-21)の特設サイト(2021年5月29日~30日・6月1日)