2023年はBリーグの日本一決定戦が横浜アリーナに戻ってきました。
プロバスケットボール「Bリーグ」の上位8チームで日本一を目指す「チャンピオンシップ(B.LEAGUE CHAMPIONSHIP=CS)」が今週(2023年)5月12日(金)にクォーターファイナル(準々決勝)が始まり、最後のファイナル(決勝戦)が2年ぶりに「横浜アリーナ」で行われます。
Bリーグでは、2018(平成30)年5月に初めて横浜アリーナをファイナルの会場とし、2020年の新型コロナウイルス禍による中止や、昨年(2022年)は横浜アリーナの改修休館による他会場開催を経て、2年ぶりに“定番の地”へ戻ることになりました。
横浜アリーナについてBリーグは「クラブや選手だけでなく、ファンからも『ファイナルは横浜アリーナで実施』が定着化し、根付くことは大変嬉しい。広いコンコース、設営のしやすさは魅力」(広報担当)と評価。
島田慎二チェアマンは、「座席数は1万3000人分を予定しており、過去最多の入場者記録を塗り替えるべく準備している。多くの方に心たぎる瞬間をお届けできるように頑張る」と話しており、2019年5月に横浜アリーナで記録したBリーグ最多入場者数の更新を目指す考えです。
今回のCSは「千葉ジェッツ」や「アルバルク東京」、「川崎ブレイブサンダース」といった“常連チーム”と、高い実力を持つ「琉球ゴールデンキングス」や「島根スサノオマジック」などに加え、都筑区北山田の横浜国際プールを本拠地とする「横浜ビー・コルセアーズ(ビーコル)」も初めて出場。
横浜ビーコルの初戦(クォーターファイナル)は川崎と同じ地区間での“神奈川ダービー”となりました。
出場8チームは上位チームの本拠地で「2勝先勝」方式のクォーターファイナルとセミファイナル(準決勝)を戦い、最後に残った2チームが5月27日(土)から30日(火)まで横浜アリーナでのファイナルに臨みます。
現時点(5月9日)で対戦カードは未定ですが、観戦チケット(2200円~6万6500円)は5月22日(月)以降に出場チームのファンクラブ会員向け先行販売を始め、翌23日(火)以降に一般販売を行うスケジュールとなっています。
また、第1戦(12時開始予定)は日本テレビ系列とNHK「BS1」、第2戦(13時10分開始予定)はNHK総合、第3戦(19時5分開始予定)が行われる場合はNHK「BS1」でそれぞれ生中継される予定です。
日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP(チャンピオンシップ)2022-23の出場チーム
- ★千葉ジェッツ(東地区1位:53勝7敗)
- ★琉球ゴールデンキングス(西地区1位:48勝12敗)
- ★川崎ブレイブサンダース(中地区1位:40勝20敗)
- ★島根スサノオマジック(西地区2位:48勝12敗)
- アルバルク東京(東地区2位:42勝18敗)
- 横浜ビー・コルセアーズ(中地区2位:33勝27敗)
- 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区3位:43勝17敗)
- 広島ドラゴンフライズ(西地区4位:41勝18敗)
(※)チャンピオンシップ(CS)は3地区(西・中・東)の1位・2位、さらに3位以下で勝率の高い2チームの計8チームが出場し、クォーターファイナル(準々決勝)は★チーム、セミファイナル(準決勝)は上位チームのホームゲームとして「2勝先勝」方式のトーナメント方式で競う。ファイナル(決勝)はBリーグ主催の中立地として横浜アリーナで開催
(※)5月22日追記:横浜アリーナでの対戦カードは「千葉ジェッツ(ホーム側)vs 琉球ゴールデンキングス(アウェー側)」に決まりました
【関連記事】
・Bリーグ「横浜アリーナ決戦」は千葉と琉球が激突、5月27日(土)開幕(2023年5月26日)※リンク追記
・<BリーグCS>横浜ビーコルが川崎と“等々力決戦”、5月13日(土)からBS生中継(横浜日吉新聞、2023年5月10日、今季は地元チームが横浜アリーナで試合の可能性も)
・【2年前に開催時の記事】Bリーグ“横アリ頂上決戦”は稀に見る大接戦、初の優勝に涙する観客(2021年6月2日)
【参考リンク】
・2023年5月27日(土)~28日(日)・30日(火)「日本生命 B.LEAGUE FINAL(ファイナル)」の特設サイト(※決勝戦=横浜アリーナ開催)
・2023年5月12日(金)~23日(火)予定「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP(チャンピオンシップ)2022-23」特設サイト(※準々決勝・準決勝=各地で開催)