4月も新横浜は大型イベントが“ほぼ皆無”ということになりそうです。新型コロナウイルスの流行拡大により、音楽やスポーツイベントの中止や延期が相次ぐ新横浜で、来月(2020年)4月だけでなく5月の一部イベントにまで影響が拡大しています。
日産スタジアムでは、Jリーグが2月26日以降、5月6日(水・祝)までに予定していた全試合の再延期を決めた影響で、横浜F・マリノスによる4月4日(土)と17日(金)、5月1日(金)のリーグ戦3試合、「AFCチャンピオンズリーグ」も4月8日(水)と21日(火)の2試合の延期が決定。
また、プロバスケットボールの「Bリーグ」が横浜アリーナでは3年連続となる日本一決定戦「チャンピオンシップファイナル」を予定し、5月9日(土)から5月12日(火)までの間に入替戦など含め4試合を開催する計画でしたが、先週3月27日にシーズン全試合の中止を決め、横浜アリーナでの試合も無くなりました。
このほか、横浜アリーナでは4月9日(木)から12日(日)まで行う予定だった大型アイスショー「STARS ON ICE(スターズ・オン・アイス)JAPAN TOUR 2020 横浜公演」も開催を断念。4月25日(土)の大相撲「春巡業」についても早々に延期が決まっています。
4月19日(日)の格闘技イベント「RIZIN.22(ライジン22)」のみが「国や自治体からの中止要請や自粛勧告などがあった場合は、誠に残念ではありますが、中止を発表する場合もあります」(公式サイト)と事前告知したうえでチケット販売を行っている状態です。
一方、音楽公演については、4月に横浜アリーナで行われる予定だった5公演すべてが中止となっており、3月29日時点では、ゴールデンウイーク中の5月2日(土)から6日(水・祝)までに予定されているジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「Sexy Zone」の9公演まで、音楽公演がまったく予定されていない状態です。
7月と8月に行われる予定だった「東京2020オリンピック大会」の延期決定により、7月1日の小机町などでの「聖火リレー」と、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)での男女サッカー競技の延期も決まっており、新横浜の“正常化”には、ほど遠い状況です。
【関連記事】
・<新型コロナ>3月中旬以降、港北区と周辺のイベント中止・延期情報(情報追加中)
・<横浜アリーナ>公演の中止・延期は4月初旬まで拡大、ジャニーズやAKB48も(2020年3月19日、4月以降も中止・延期が拡大することに)
【参考リンク】
・横浜アリーナの4月開催イベント予定(ほぼ中止・延期に)
・横浜アリーナの5月開催イベント予定(5月9日~12日のBリーグ試合は未掲載)
・【重要】開催延期試合(第7節名古屋戦)のチケットの取り扱いについて(横浜F・マリノス、3月27日)
・AFCチャンピオンズリーグ2020 グループステージ日程変更について(横浜F・マリノス、3月25日)
・B.LEAGUE 2019-20シーズン 全試合中止のお知らせ(Bリーグ、3月27日、横浜アリーナで5月にポストシーズンの試合が予定されていた)