【2019年5月の記事です】今月(2019年5月)11日に男子プロバスケットボール「Bリーグ」の日本一を決める最終戦「Bリーグファイナル(B.LEAGUE FINAL)」がリーグ発足以来最大となる1万2972人の観客を集め、開業から30周年の横浜アリーナでは累計5000万人目となる来場者も迎えました。
2年連続で横浜アリーナ開催となったBリーグファイナルは、前年と同じく千葉県船橋市を本拠地とする「千葉ジェッツ」と、東京都渋谷区をホームとする「アルバルク東京」が対戦。
当日は、東地区のリーグ戦で52勝8敗という圧倒的な強さで地区優勝し、トーナメント戦の「チャンピオンシップ(B.LEAGUE CHAMPIONSHIP)」も順調に勝ち進んで初の日本一を目指した千葉ジェッツのファンが特に目立ち、横浜アリーナの5000万人目となった家族も千葉からの来場者でした。
試合前にコート上で行われたセレモニーでは、横浜アリーナの関洋二社長とキャラクターの「ヨコアリくん」から記念品としてオリジナルユニフォームや両チームキャプテンのサイン入りボールが手渡されました。
試合では、シーズンは東地区3位に終わりながらも、チャンピオンシップで上位チームの新潟や琉球(沖縄)とのアウェー戦を僅差で勝ちあがってきたアルバルク東京が第3クオーター(Q)終了時までリードを保ったままで展開。
最終となる第4Qは、千葉ジェッツに22得点の猛攻を受けるも、4点差で逃げ切り、2年連続での日本一となりました。
2016年秋に始まり、「2018~19年」で3シーズン目を迎えたBリーグ(B1)は、「東・中・西」と分かれた3地区のリーグ戦終了後、上位8チームがトーナメント戦で日本一を決めるチャンピオンシップを実施。その最終戦となる「ファイナル」は、初年度シーズンのみ「国立代々木競技場第一体育館」(渋谷区)を会場としましたが、その後2回は横浜アリーナで開催されています。
3年連続でチケットが完売し、今年は初めてNHKが地上波で生中継するなど人気は年々高まっていますが、「現時点では来シーズンのファイナルを行う会場は決まっていない」(Bリーグ)といいます。
2017年7月から耐震工事を行っている代々木競技場第一体育館が2020年夏の東京五輪までには営業を再開する予定となっており、ファイナルの開催場所が横浜アリーナから変わるのか否かに注目が集まります。
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