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今年(2021年)6月30日(水)昼に港北区内の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)付近で予定されている「聖火リレー」のルートは、延期前の計画より300メートルほど短縮されました。神奈川県スポーツ局によると、密集対策を考慮したものだといいます。【2021年6月11日追記:神奈川県内での聖火リレーの「公道」走行は中止となりました。詳細はこちらの記事をご覧ください

3月25日に福島県で行われた「東京2020聖火リレーグランドスタート」を皮切りに現在、121日間をかけて全47都道府県を巡っている(提供:東京2020組織委員会)

7月23日(金)から8月8日(日)に開催される「東京2020オリンピック」を前に行われる聖火リレーは、6月30日(水)に川崎市内と横浜市内で実施を予定。

延期前の計画では、日産スタジアムの東ゲート広場付近(鶴見川寄りの「リハビリセンター前」交差点近く)をスタートし、「小机大橋」の手前まで、新横浜元石川線を約1400メートルにわたって走ることになっていました。

県スポーツ局によると、新型コロナウイルス対策で、沿道観覧者の密集を避ける必要があるなどの理由から、聖火ランナーの走行距離を調整し、ルートを300メートルほど短縮したとのこと。現地を走るランナーの数は変わらないといいます。

6月30日(水)の12時10分から12時26分ごろに「日産スタジアム付近」で実施される聖火リレーの走行ルート(県の資料をもとに作成)

出発地は当初から変えておらず、ゴール地点は、新たにデイリーヤマザキ横浜小机町店や「矢之根バス停」、小机消防署などがある「新矢之根交差点」付近に設定されました。

開催時間についても、スタート時刻は当初の12時10分で変わりませんが、終了時刻は12時26分までと3分ほど短くなっています。

また、同日14時10分に「三ツ沢公園陸上競技場」(神奈川区)付近から始まる横浜市内中心部の各走行ルートでも若干の変更が行われています。

6月30日(水)に川崎・横浜両市内で行われる聖火リレーの場所と時間、太字は当初計画から変更のあった場所(神奈川県の3月31日発表ページより)

横浜市内を走るランナーとしては、港北区内出身の俳優・谷原章介さんや武相高校(仲手原2)出身のタレント・出川哲朗さん、慶應義塾大学日吉キャンパスで英国事前キャンプの支援活動を行っている大学生らの名前が公表されていますが、走行する場所や時間については、密集対策などから開催直前まで公表されないことになっています。

【関連記事】

オリンピック「聖火リレー」、日産スタジアムから小机大橋間の小机町内で実施(2019年12月18日、延期前の当初記事)

<コラム>“聖火”は車で運ぶ? 五輪の「聖火リレー」は綱島街道を走るのか(横浜日吉新聞、2019年6月21日、各区間の移動は車で行う)

【参考リンク】

東京2020オリンピック聖火リレーの神奈川県詳細ルート及び聖火ランナーを発表します(神奈川県、2021年3月31日)

東京2020オリンピック聖火リレー神奈川県情報サイト(神奈川県)

6月30日(水)12:10~12:26ごろ実施「日産スタジアム付近」における聖火リレーのルート(グーグルマップより)