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日産スタジアム(横浜国際総合競技場)の東ゲート前広場付近から小机大橋まで、新横浜公園を眺めながら小机町内を聖火ランナーが駆け抜けます。

港北区内の聖火リレールートは日産スタジアムから小机大橋間で実施(聖火リレー神奈川県実行委員会の発表をもとにグーグルマップで作成

東京2020オリンピックの神奈川県内における「聖火リレー」の詳細ルートが県から発表され、港北区内では日産スタジアムの東ゲート前広場付近をスタートし、新横浜元石川線を経由して小机大橋の手前まで約1.4キロで行われることが決まりました。

神奈川県内では3日間にわたって行われる聖火リレーは、その最終日となる来年(2020年)7月1日(水)川崎と横浜の両市内で開催。当日は川崎市中原区の「等々力競技場」と周辺で出発式と聖火リレーが実施された後、横浜市内へ車で移動して市内各エリアで開かれます。

日産スタジアムの真横を走る「新横浜元石川線」を港北インターチェンジ方面へ向かうルートが組まれた

市内では男子サッカー競技の決勝戦の舞台となる日産スタジアム付近が選ばれたほか、三ツ沢球技場(神奈川区)から横浜駅付近や、関内エリア、みなとみらいなど7箇所で聖火リレーをそれぞれ実施し、最後は横浜赤レンガ倉庫で終了セレモニーを行う計画。各エリア間は車で移動する形となります。

東京2020オリンピックの聖火リレーは、先導車やバス、スポンサーのPR用大型車など、20台以上の車両や警備の警察官10人ほどから成る「聖火リレー隊列」が組まれ、そのなかを公募などで選ばれた聖火ランナーが1人あたり200メートルほどを走る予定です。

聖火リレーのルート上には日産フィールド小机(写真手前)や新横浜公園のグラウンドエリア(写真奥)など緑が多い

詳細ルートの公表と同時に発表された神奈川県実行委員会が推薦した聖火ランナーのうち、港北区内関係では、武相高校(仲手原2)出身のタレント・出川哲朗さんや港北区出身の俳優・谷原章介さん元ラグビー日本代表キャプテンで慶應大学ラグビー部出身の廣瀬俊朗さんらの名前が入っていました。

なお、聖火ランナーについては、日本コカ・コーラなどのスポンサー4社からも別に選出が行われ、当日は107人が走る予定で、時間や当日走る聖火ランナーなどは今後発表されます。

【2020年3月25日追記】2020年7月から予定されていた「東京2020オリンピック」は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で「遅くとも2021年夏までの実施」という予定で開催の延期が決まり、聖火リレーについても当初の日程では行われません。最新情報は大会組織委員会の公式サイトをご覧ください

【関連記事】

2020年夏の五輪も「500日前」、サッカー決勝の日産スタジアムでカウントダウン開始(2019年3月13日)

【参考リンク】

神奈川を走る!オリンピック聖火ランナー(東京2020オリンピック聖火リレー神奈川県実行委員会、聖火リレーの詳細)

東京2020オリンピック聖火リレーの詳細ルート及び聖火ランナーを発表します(2019年12月17日、神奈川県)

)オリンピックなどの世界的イベントでは正式名称の「横浜国際総合競技場」を用いなければならないとのルールがありますが、港北区内では通常使用することが少ない名称であり、「日産スタジアム」の知名度が高いため記事内ではこれを用います