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今年(2020年)の夏はプールを楽しむことが難しくなりそうです。横浜市はこのほど、菊名池(菊名1)や綱島(綱島台)などの屋外にある市営公園プールで、新型コロナウイルス対策として今夏の営業を行わないことを決めました。県立の三ツ池公園(鶴見区)など3カ所も営業中止となります。

2020年の夏は営業しないことが決まった「菊名池公園プール」

横浜市は市営プールについて、「利用にあたって『密集』『密接』の場面が想定される」といい、「熱中症対策なども含めた安全・安心な環境を充分に整えることが困難」として、今夏は菊名池や綱島といった市内26カ所の公園プールと横浜プールセンター(磯子区)、旭プール(旭区)の営業中止を決定。

同様に神奈川県も、三ツ池公園や保土ケ谷公園(保土ヶ谷区)、辻堂海浜公園(藤沢市)で運営している屋外プールを今夏は営業しない方針です。なお、県が運営していた篠原台町の篠原園地プールは2018年夏限りで廃止されています。

屋外プールを楽しむことは難しい状況に(綱島公園プール)

一方、屋内型の「日産ウォーターパーク」(小机町)については、6月14日時点で「段階的な再開に向けて検討中」だといい、都筑区の「横浜国際プール」については施設自体は再開しているものの、「プールは当面の間ご利用いただけません」としています。

今年の夏は、海の公園の海水浴場(金沢区)をはじめ、藤沢市や鎌倉市、逗子市、葉山町など、神奈川県内の多くで「海水浴場」を開設しない方針も決まっており、近隣で楽しめる夏の行楽範囲が狭くなりそうです。

【関連記事】

「日産ウォーターパーク」でレンタル活用、手ぶらでもプールに入れます(2019年8月8日、日産ウォーターパークの再開に期待がかかるが、現在は未定の状態)

【参考リンク】

令和2年度市営屋外プールの営業休止について(横浜市市民局)

県立都市公園の屋外プールについて、今夏の利用を中止します(神奈川県、三ツ池公園など3カ所)

日産ウォーターパーク(段階的な営業再開を検討するとしている)

横浜国際プール(都筑区北山田、現時点でプール設備は使えない状態)