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新横浜駅ビル内の「グルメ通り」に、久しぶりの「明るさと活気」がみなぎります。

オープンの初日、朝11時の開店とともに優しさを醸(かも)す店内ライトが点灯。開店を待ちわびた来店客を誘っていた(6月15日)

オープンの初日、朝11時の開店とともに優しさを醸(かも)す店内ライトが点灯。開店を待ちわびた来店客を誘っていた(6月15日)

JR新横浜駅直結のキュービックプラザ新横浜(新横浜2、新横浜ステーション開発株式会社)の飲食店街となる新幹線高架下の「ぐるめストリート」(新横浜3)では、きのう(2020年)6月15日から17日までに3つの飲食店が順次オープン

株式会社串カツ田中(東京都品川区、貫啓二社長)が経営する串カツ専門店の全国チェーン「串カツ田中」が、その1店舗目としてきのう6月15日朝11時に新規開店しました。

「ぐるスト」らしさも感じる開放的な雰囲気の店内

「ぐるスト」らしさも感じる開放的な雰囲気の店内

「名物串カツ・大阪伝統の味」と店頭に掲げる同店は、大阪市西成区の文化である串カツを、同社の田中洋江副社長が、亡き父(田中勇吉氏)から受け継いだ「伝統のレシピ」を基に、“だれもが入りやすい大衆食堂、大衆酒場の雰囲気”をコンセプトとして、2008(平成20)年12月、東京都世田谷区に1号店をオープンしたことがその発祥(同社サイトなどによる)とのこと。

100店舗を誇る出店を行う東京都内のほか、関東圏の出店を中心に、北は北海道から九州、沖縄まで(海外は2店舗)273店舗(2019年11月末現在のIR資料、株式会社串カツ田中ホールディングス=東京都品川区)を展開。

ランチメニューの「串カツ定食」(791円・税別)を、大阪名物「冷やしあめ」(350円・同)とともに注文。ご飯の大盛やお代わりは自由。「肉吸い」という茹でた牛肉やとろろ昆布入りのお吸い物がすっきりとしていて特徴的

ランチメニューの「串カツ定食」(791円・税別)を、大阪名物「冷やしあめ」(350円・同)とともに注文。ご飯の大盛やお代わりは自由。「肉吸い」という茹でた牛肉やとろろ昆布入りのお吸い物がすっきりとしていて特徴的

港北区内でも新横浜2丁目や菊名7丁目、大倉山1丁目など最大4店を展開していましたが、現在は綱島店(綱島西2)が残るのみとなっていただけに、「駅ビル立地」となる直営店舗の出店に注目が集まっていました。

それでも、当初オープンを予定していた今春・4月中の開店から数カ月も遅れての開店となったこと、新型コロナウイルスの感染防止策によるフェイスシールドやマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保や、テイクアウトの実施といった、通常の“居酒屋”店舗とは異なる趣(おもむ)きを醸(かも)す同店。

カウンター席からは串カツを揚げている調理場の雰囲気も体感できる

カウンター席からは串カツを揚げている調理場の雰囲気も体感できる

それでも、店内には、「同店の名物」ともいえる、若き従業員・スタッフらによる、活気ある「掛け声」が、来店客らに向け、ビニール製の透明パーテーション越しに響き渡っていました。

開店時間には、近郊に住まう人々やビルテナントの関係者ら10数名が来店。来店客は、14時まで提供されるというランチメニュードリンク串カツメニュー(グランドメニューは14時以降の提供)などを注文し、“大阪名物”の味わいや雰囲気をそれぞれ楽しんでいました。

同店の営業時間は、本来23時までとなっていますが、現在は時短営業中のため22時までの短縮営業となっています。

「テイクアウト」商品も店頭で販売していた(6月15日12時ごろ)

「テイクアウト」商品も店頭で販売していた(6月15日12時ごろ)

なお、きょう6月16日(火)は、大阪発祥のうどん店チェーン「おらが蕎麦(そば)」、あす6月17日(水)は中華料理店「鼎’s(ディンズ) by JIN DIN ROU」が近接エリアにオープンする予定です。

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【参考リンク】

串カツ田中 キュービックプラザ新横浜店【6月15日OPEN】(キュービックプラザ新横浜公式サイト)