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菊名駅では初となる「4者合同訓練」でテロ防止へ――先週(2020年)1月24日の午後、東急菊名駅東急ストア菊名店(菊名7)前の連絡通路で、港北警察署港北消防署、東急菊名駅およびJR菊名駅の4者合同による初めてのテロ対策訓練が行われました。

菊名駅で初めて警察・消防・東急電鉄・JR東日本の4者が合同でテロ対策訓練を行った。「不審な液体」への対処を行う特別高度救助部隊。右奥が設置された消防の指揮本部(2020年1月24日14時10分頃)(訓練)

菊名駅で初めて警察・消防・東急電鉄・JR東日本の4者が合同でテロ対策訓練を行った。「不審な液体」への対処を行う特別高度救助部隊。右奥が設置された消防の指揮本部(2020年1月24日14時10分頃)(訓練)

当日の訓練は、東急菊名駅前の改札付近に不審者が現れ、危険物を撒いたという想定でスタート。不審者は、駆け付けた複数の警察官と揉み合った上、取り押さえられたものの、「不審な液体」が放置されたという状況を設定。

急きょ設営された消防指揮本部が情報を集約、通報を受け駆け付けた消防特別高度救助部隊が、液体の検知や除染を実施するまでの行程を、一般の通行客の眼前で行うというリアルな訓練となりました。

店頭でこういった訓練が行われるのは初めてではないか」(同ストア)と、通行客も驚く大規模な訓練と思いきや、「さらに被害が拡大するような場合は、(さらに消防の部隊などが)連携し駆け付けることになります」(同消防署の担当者)と、様々な被害を想定しての、あくまでシミュレーションの「入口」であることを強調。実際の有事に備え、少しでも被害を抑えたいとの意気込みで臨んでいると説明します。

東急ストア菊名店前の通路は、物々しい雰囲気に包まれた(2020年1月24日14時10分頃)(訓練)

東急ストア菊名店前の通路は、物々しい雰囲気に包まれた(2020年1月24日14時10分頃)(訓練)

菊名駅では、県警と東急菊名駅が、駅構内に不審なバッグが置かれているという想定でのテロ対策訓練を、2016(平成28)年11月に実施していましたが、今回は、さらに消防、JR菊名駅も加わり、約50人が参加しての初実施に。

「この訓練により、より様々な場面を想像しながら、お客様をテロから守り、被害拡大を防ぐ手順を考えるきっかけにしたい」(JR菊名駅)との声も聞かれるなど、いよいよ今年7月に開催迫る東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に備える各関係機関によるテロ対策への注意喚起がより活発になりそうです。

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【参考リンク】

オリンピック競技スケジュール(東京2020組織委員会)