来春2022年のダイヤ改正では、東急東横線もJR横浜線も新型コロナウイルス禍の影響で減便は避けられない状況となりました。東急電鉄とJR東日本は先週(2021年)12月17日に相次いで来春ダイヤ改正の概要を発表し、一部時間帯で運転本数を減らす方針であることを明かしました。
両社とも来年3月12日(土)にダイヤ改正を予定しており、東急電鉄では渋谷駅と菊名駅間で平日・土休日の「日中時間帯」に運行する各駅停車を1時間あたり10本から8本に減らす計画としています。
たとえば現在の大倉山駅では、渋谷方面行は平日・土休日とも9時から15時まで、1時間あたり10本の各駅停車(3分~9分間隔)が設定されていますが、これが毎時2本減ることになり、乗車機会が減少することになります。
一方、JR東日本はダイヤ改正を機に山手線や横須賀線、東海道線、京浜東北・根岸線(大船方面行)、横浜線など多くの首都圏路線で朝の通勤時間帯に1本から4本を減らすことを計画。横須賀線や東海道線では夕夜間帯にも減便を行うとのこと。
なお、横浜線では朝ラッシュ時に2本を減らす予定だと発表しています。
【関連記事】
・<東急ダイヤ改正>菊名始発は平日12本減、大倉山の渋谷方面も昼間に減便(2022年3月9日、東急電鉄の改正詳細)※リンク追記
・<東急電鉄>10数%の運賃値上げ方針、テレワーク定着で定期利用が大きく減る(横浜日吉新聞、2021年11月15日、再来年には運賃値上げも予定)
【参考リンク】
・2022年3月12日(土) 東横線・目黒線・田園都市線など東急線5路線でダイヤ改正を実施(東急電鉄、2021年12月17日)
・JR東日本「2022年3月ダイヤ改正について」(各エリアの情報を集約)