注目は新横浜3丁目の駅前商業地と、大倉山3丁目の宅地が高い伸びを示していたとのことです。
神奈川県は今年(2019年)7月1日現在の「基準地価」を今月9月19日付けで発表し、港北区内では宅地18地点と商業地8地点、工業地1地点の価格が公表されました。
商業地で注目は、新横浜駅前「東広場」に面する「新横浜3丁目6番4号」の新横浜千歳観光ビルで、前年の8.6%を大きく上回る14.2%の上昇率。
これにより、県内の商業地上昇率ランキングでは9位から一気に3位にまで躍り出ました。また、1平方メートルあたりの価格も217万円と200万円台を突破しています。
一方、宅地では大綱中学校に近い「大倉山3丁目37番地」が今年から調査対象となり、価格順で神奈川県内の10位にランクイン。
1平方メートルあたりの価格は41万円ちょうどで、これは港北区内でも「日吉本町1丁目」(県内2位)に次ぐ2番目の価格となっています。
なお、都道府県が調査する「基準地価」とは、毎年7月1日時点での住宅地・商業地・工業地それぞれの地価を示すもの。1月1日現在で国が調べた「公示地価」とともに、土地取引時の目安として活用されています。
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・<2019年公示地価>新横浜の「商業地」価格が急上昇、相鉄直通線も後押し(2019年3月25日、鉄道開通を控えて上昇傾向にある)
【参考リンク】
・港北区内の地価検索(国土交通省)
・令和元年神奈川県地価調査結果について(神奈川県)