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横浜市の出火原因トップは「たばこ」。港北消防では恒例となった「ポスターコンクール」で誕生した新ポスターで火災予防を呼び掛けます。

横浜市港北消防署(大豆戸町)は、今年で4回目の開催となる「防火ポスターコンクール」(6月1日から9月8日まで作品募集)の表彰式を、先月(2023年)11月27日(月)16時30分から開催。

今回は、未就学児と小学生が対象の「イラスト部門」、また未就学児による「ぬりえ部門」の作品について、過去最多となる1211作品の応募があったとのこと。

「防火ポスターコンクール」の表彰式が港北消防署で行われた。吉山会長(後列中央)、飯田孝彦港北消防団長(同右)、木村正夫港北消防署長と(同消防署提供)

「防火ポスターコンクール」の表彰式が港北消防署で行われた。吉山会長(後列中央)、飯田孝彦港北消防団長(同右)、木村正夫港北消防署長と(同消防署提供)

「ホームページや各イベント会場で広報するほか、小学校長会、保育施設長会などの会議で参加を呼びかけました」と、同消防署総務・予防課の担当者。

最優秀賞となる「港北火災予防協会長賞」橘(たちばな)さん(区内小学校)のほか、港北消防団長賞港北消防署長賞の受賞者各4人、合計9人が表彰されました。

最優秀賞となる「港北火災予防協会長賞」の橘さん。受賞者には絵を埋め込んだ楯(たて)が贈られた(同)

最優秀賞となる「港北火災予防協会長賞」の橘さん。受賞者には絵を埋め込んだ楯(たて)が贈られた(同)

同協会の吉山昌秀会長は、「非常に多くの応募をいただきました。良い作品が多く順位をつけるのは難しかったですが、会長賞として1作品選ばさせていただきました。この作品を通じて、防災意識の向上が図れたらと思っています」と、作品を選んだ経緯と、「火災が増える季節なので広報を進めていきたい」との想いを語ります。

なお、今回の最優秀賞作品を使用したポスター(A2版、B3版)計1000枚を区内学校や商業施設、バス車内などに配布しています。

また、A4版チラシ2000枚は区内の事業所や自治会・町内会などに配布したとのことです。

原因トップは「たばこ」、“火の始末”の徹底を

「最優秀賞」作品を採用したポスターは港北区内の各所に掲示されている(港北区連合町内会サイト)

「最優秀賞」作品を採用したポスターは港北区内の各所に掲示されている(港北区連合町内会サイト)

横浜市内の今年(2023年)の火災件数660件(11月27日現在、暫定値)で、前年同期と比べて98件増加し、出火原因「たばこ」が113件で第1位になっているとのこと。

「電子たばこが普及していることや喫煙率が低下していることからも、たばこを原因とする火災は減少傾向に移ってもいいのですが、依然、横浜市内における全出火原因の中で毎年上位を占めています」と、同消防署の担当者は、「喫煙後の不始末による火災が多い」現状を憂い嘆きます。

今年秋には「篠原地区連合自治会」(川島武俊会長=中央)が「連続無火災」180日(1万世帯以上、3月25日から9月21日まで)の表彰状を授与された。漆原順一港北区長(右)と木村署長(9月22日、港北区役所)

今年秋には「篠原地区連合自治会」(川島武俊会長=中央)が「連続無火災」180日(1万世帯以上、3月25日から9月21日まで)の表彰状を授与された。漆原順一港北区長(右)と木村署長(9月22日、港北区役所)

特に、「完全に火が消えていないたばこをゴミ箱などに捨て、しばらく時間が経過したのち発火している事案も多く発生していますので、喫煙マナーを守り、たばこの火の始末をしっかり行ってください」と、“たばこの火の始末”のマナー向上を呼び掛けます。

特に、注意が必要な点として、下記の5点を挙げており、注意喚起や呼び掛け、何よりたばこを吸う人自身が確実な火の始末を行っていくことが肝要といえそうです。

  • 吸い殻は水につけて、完全に消えていることを確認してからゴミ箱に捨てる
  • たばこを捨てるゴミ箱と、他のゴミを入れるゴミ箱を使い分ける
  • たばこを捨てるゴミ箱にプラスチック製のものは使わない
  • カップラーメンの容器ペットボトルなどを灰皿として使わない
  • 寝たばこは絶対にしない

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

【参考リンク】

応募作品数が1000件を超えました!第4回防火ポスターコンクール表彰式を開催します(横浜市記者発表資料)

「第4回防火ポスターコンクール」(港北消防署総務・予防課)