「港北区」に初の女性会長――地域まちづくりでのさらなる“女性活躍”につながることが期待されそうです。
横浜市港北区の13地区からなる「港北区連合町内会」(事務局:港北区地域振興課内、大豆戸町)は、新年度(令和4年度=2023年4月~2024年3月)としては最初となる月例の「定例会」(区連会)を、先週(2022年)4月21日(金)午後に港北区役所で開催。
任期2年の新会期における「区連合町内会」の新会長として、「新吉田あすなろ連合町内会」の関治美さん(前副会長)が就任することが決まりました。
新吉田あすなろ連合町内会は、新吉田東1・2丁目、5丁目から7丁目などの早渕川に近い場所を中心に、戸建て住宅街とマンションをエリアとする9つの町内会・自治会で組織されています。
関さんは、新吉田東1丁目の早渕川に近い一帯と、新吉田東5丁目の吉田橋から新田中学校までバス通りに接した周辺、「四ツ家前・東銀・峰」をエリアとする「新吉田第一町内会」に所属。
厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める「民生委員」として1993(平成5)年から活動。
2003(平成15)年からは第一町内会の会長に。新吉田あすなろ地区の連合町内会長には2013(平成25)年から就任していました。
「民生委員としてのスタートから30年、町会長に就任し20年、そして地区の連合町内会長としては10年と、偶然にも“10年ごと”に大きな転機が訪れていました」と語る関会長。
「港北区」で初となる女性としての区連合町内会長としての“大役”を務めることについては、「地域で活動すること、そして会長としての役を担うという部分においても、多く女性の皆さんに続いてもらえれば」と、“女性”だからこそできる地域活動での役割を担いたいと意気込みます。
副会長には「大曽根自治連合会」会長の高橋静明さん(前監事)、会計には「篠原地区連合自治会」会長の川島武俊さん(前区会長)、監事には「綱島地区連合自治会」会長の佐藤誠三さんがそれぞれ就任し、新“四役”としての役割を担います。
なお、各地区単位では、「日吉地区連合町内会」で、新たに日吉本町西町会会長の青博孝さんが新会長に就任しています。
「新型コロナ禍」による行動制限がなくなった新年度における「新体制」のスタートで、区内の自治会・町内会活動がより活気づくことが期待されそうです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・港北区連合町内会は令和5(2023)年度の体制で活動を開始しました(港北区連合町内会)
・連合町内会の概要(同)