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2023年夏は横浜駅から伊豆まで走ることになりました。

185系と呼ばれる古い特急型車両による臨時特急列車が来月(2023年)7月12日(水)19日(水)、再来月8月23日(水)30日(水)の計4日間にわたって横浜駅から伊東駅(静岡県伊東市)の間に運転されます。

横浜線や横浜駅などでおなじみの車両だった「185系」は40年にわたって特急「踊り子」などに使われた(2020年8月、横浜駅)

この特急型車両は国鉄時代の1981(昭和56)年3月に運転を開始し、東京都心と伊豆方面の特急「踊り子」や「湘南ライナー」などに2021年春まで使われ、かつて横浜線を走った特急「はまかいじ」でもおなじみの電車でした。

昭和から令和まで40年にわたって走り続けた車両だけに定期列車から引退後も注目度が高く、今年3月には小机駅から同車両を使った団体臨時列車が信州方面へ設定されましたが、発売からわずかな時間で売り切れています。

今年の夏に運てされる臨時特急「185(いっぱーご)」の詳細(JR横浜支社のニュースリリースより)

今回の臨時列車は「185(いっぱーご)」との列車名で、7月と8月の計4日間にわたって横浜駅と伊東駅の間を1日1往復するもので、「えきねっと」や「みどりの窓口」などで特急指定席券と乗車券を購入すれば乗車が可能です。

初回の運転日となる7月12日(水)の特急指定席券は、あす6月16日(金)14時から販売し、他の運転日は1カ月前から販売が始まります。

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・【過去記事】横浜線を走った特急形電車、小机駅から「団体列車」で3月5日(日)に運転(2023年1月20日、今年春に企画されたがすぐ満席に)

・【過去記事】新横浜でもお馴染みだった「踊り子」型車両、2021年春に引退へ“さよなら企画”(2020年11月30日)

【参考リンク】

JR東日本横浜支社「夏の臨時列車 特急『185(いっぱーご)』を運転します~当時の雰囲気を再び!」PDF、2023年7月12日・19日、8月23日・30日に運転)