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羽沢横浜国大駅で、相鉄・東急新横浜線の開業を祝した記念イベントが開かれることになりました。

あす(2023年)4月15日(土)11時から16時まで「HAZAWA VALLEY FES(羽沢バレーフェス)2023」が行われる(羽沢バレー公式サイト)

あす(2023年)4月15日(土)11時から16時まで「HAZAWA VALLEY FES(羽沢バレーフェス)2023」が行われる(羽沢バレー公式サイト)

相鉄新横浜線で新横浜駅から最短3分でアクセス可能となった羽沢横浜国大駅周辺の魅力を伝えるイベント「HAZAWA VALLEY FES(羽沢バレーフェス)2023」(同実行委員会主催)が、あす(2023年)4月15日(土)11時から16時まで羽沢横浜国大駅前(神奈川区羽沢南)で行われます(雨天決行、荒天中止)。

駅前再開発エリアの地域まちづくりを行う日鉄興和不動産株式会社(東京都港区)、三菱地所レジデンス株式会社(同千代田区)、寺田倉庫株式会社(同品川区)により企画されたもので、相鉄・JR直通線の開業により新設された同駅で初開催された「ハザコクフェスタ」の後継イベントとして、今後の定期化(1年に1回など)も視野に入れているといいます。

羽沢横浜国大駅前では23階建て高層マンション「リビオタワー」が来年2024年1月に完成予定。駅前再開発が進んでいる。現在一般の人が立ち入りできないエリア(中央奥)をステージやブース出展スペースとして使用する予定(4月13日)

羽沢横浜国大駅前では23階建て高層マンション「リビオタワー」が来年2024年1月に完成予定。駅前再開発が進んでいる。現在一般の人が立ち入りできないエリア(中央奥)をステージやブース出展スペースとして使用する予定(4月13日)

イベント当日に設けられるステージでは、地元・フェリス女学院大学体育会チアリーダー部(横浜国立大学アメリカンフットボール部専属チア)や保土ケ谷中学校吹奏楽部、横浜市立羽沢小学校による学習発表や上星川小学校によるソーラン節などの披露を予定しています。

ブース出展は、鉄道工事主体のJRTT鉄道・運輸機構(独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」)や相模鉄道(相鉄)東急電鉄やJR貨物・鉄道貨物協会などの鉄道関連事業者が集結。

横浜国立大学地域連携推進機構地域実践教育研究センターによる地場産品・地産地消の商品販売や、保土ケ谷区役所による歩行体験プログラム「HODO HOKO(ホドホコ)」、2027年に開催される予定の「国際園芸博覧会~GREEN×EXPO2027(グリーンエキスポ)を盛り上げよう」ブースでの「たねダンゴワークショップ」や、同開発地をエリアとする羽沢南町内会による豚汁・子ども向けお菓子詰め合わせの販売も予定しています。

羽沢バレーは「アートと音楽でつながる街」として地域まちづくりを行っていくという(プレスリリースより)

羽沢バレーは「アートと音楽でつながる街」として地域まちづくりを行っていくという(プレスリリースより)

また、横浜市が市内広域シェアサイクル事業の社会実験を行っているという電動自転車「ダイチャリ」(ハローサイクリングシェアサイクル)の会員登録ブースや、駅前に店舗を構えるドラッグストア「クリエイトエス・ディー羽沢横浜国大駅前店」も出店。

地元・羽沢の新鮮野菜を販売する「きよマルシェ」や、クラフトビール、アクセサリーや雑貨、花店やキッチンカーなどの出店も予定されています。

11時40分からのステージでは、音楽プロデューサー・小林武史さんが羽沢バレーの誕生を記念して楽曲を制作、横浜市出身のシンガーSalyu(サリュ)さんが歌うタウンソング「つづく」を、メッセージ動画で発表披露する予定です。

メッセージ動画で登場予定のSalyuさんは「古き良き横浜に、新たな街が生まれる。歴史に新たなページが刻まれる時、こうして歌と共に喜べることが嬉しい」と語る(プレスリリースより)

メッセージ動画で登場予定のSalyuさんは「古き良き横浜に、新たな街が生まれる。歴史に新たなページが刻まれる時、こうして歌と共に喜べることが嬉しい」と語る(プレスリリースより)

また、13時10分からは、相鉄キャラクター「そうにゃん」や、東急線キャラクター「のるるん」のほか、神奈川区キャラクターの「かめ太郎」や、鉄道貨物協会の「エコレールマークちゃん」によるキャラクターステージも予定されています(雨天時は出演取り止めの場合もあるとのこと)。

当日は混雑が予想されることから「お待ちいただく場合もあります」と主催者。

イベント内容が予告なく変更となる場合もあること、また会場には駐車場がないことから、公共交通機関での来場についても広く呼び掛けています。

地域ぐるみで盛り上げも「雨だけが心配」

地域に配布・掲示されている「羽沢バレーフェス」のポスターを手に笑顔を浮かべる和田会長。天気予報から当日の雨を心配している様子

地域に配布・掲示されている「羽沢バレーフェス」のポスターを手に笑顔を浮かべる和田会長。天気予報から当日の雨を心配している様子

イベントの開催を前に、羽沢横浜国大駅周辺の地域まちづくりに尽力してきた羽沢南町内会会長和田勝己(かつみ)さんは、「相鉄新横浜線の開業以降、朝と晩の駅に利用者が増えています」と、これまで“遠い存在”だったという東京・渋谷や原宿といったエリアまでも「身近」に感じられるようになったと、その開業を喜びます。

2008(平成20)年10月に発足した「羽沢駅周辺地区まちづくり協議会」(のちの連絡会)に参画してから、今年でちょうど15年。

駅前で建設が進む23階建て再開発ビル「リビオタワー」が来年2024年1月に完成することにより、和田さん自身の街づくりについても「一区切りとなる」と感じているといいます。

同ビルにどんなテナントが入居するのかが周辺住民の最大の関心事になっているといい、「入居予定の横浜国立大学の大学活動支援施設農業活動支援施設“地域の情報発信基地”となることにも期待したい」と、羽沢バレーの“未来”を地域の人々が“明るい話題”と捉え、その期待感が多いに高まっていると語ります。

相鉄・東急新横浜線が開業以来、通勤客や学生の姿がこれまで以上に目立つようになった

相鉄・東急新横浜線が開業以来、通勤客や学生の姿がこれまで以上に目立つようになった

“地域ぐるみ”で今回のイベントの準備を進めてきたといいますが、雨天では決行荒天時は中止となるとのことで、「当日の雨だけが心配です」と語る和田さん。

地域で行う街づくり活動も順調に進んでいるといい、「横浜駅から車でわずか10数分の場所にありながら、横浜国立大学という学術機関自然もあり、農業も行われている魅力あふれる場所。羽沢の街をイベントを通じてご紹介できれば」と、相鉄・東急直通線を利用しての今回のイベントへの来場を広く呼び掛けています。

4月15日(日)イベント当日の様子

天気予報通りに朝から雨となりましたが、相鉄の鉄道グッズを求める長い列が開場前からできていました

止む予報のない雨とあってステージイベントは中止や変更も続きました

2019年の初開催時と同様に今回も駅前広場が会場となりました

地元の羽沢南町内会は肌寒い雨の天候にぴったりな「豚汁」を販売

こちらも地元の横浜国立大学の学生が中心となってブースを出展

羽沢といえば首都圏の著名な貨物駅ということでJR貨物はブースで貨物時刻表の販売も

羽沢横浜国大のイベントに東急電鉄が出店することで鉄道がつながったことを感じさせられます

40年前から活躍するおなじみの神奈川区のマスコットキャラクター「かめ太郎」の姿も見られました

タウンソング「つづく」(制作:小林武史さん、歌:Salyuさん)の初披露も

雨のなかでもステージには雨合羽を着た「そうにゃん」が登場し会場が盛り上がりました

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

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<ST線フォーラムレポ5>住民主導で農・住・学の融合目指す~羽沢・和田さん(2022年8月25日)

【ST線フォーラム~登壇者】羽沢地区:和田勝己さん(羽沢駅周辺地域まちづくり連絡会会長)(2022年7月12日)

【参考リンク】

HAZAWA VALLEY(羽沢バレー)公式サイト(羽沢駅周辺まちづくり検討会)

HAZAWA VALLEY FES 2023について(同実行委員会)

4月15日(土)HAZAWA VALLEY FESに出店します。(横浜国立大学 地域連携推進機構)

【4月5日(水)〜5月22日(月)開催】展示会「羽沢横浜国大駅周辺とキャンパスを都市科学する」ご案内(横浜国立大学)※同大学では、都市イノベーション学府・研究院によるイベントも開催されている