3年ぶりとなる「観梅会」は、“コロナ禍”以前の内容を目指しおこなわれることになりそうです。
来月(2023年)2月25日(土)と26日(日)に大倉山公園と大倉山記念館(大倉山2)で開催されることが発表された「第35回大倉山観梅(かんばい)会」(同実行委員会主催、事務局:港北区地域振興課内)。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2020年の第32回開催時はプログラムを一部縮小し実施。
翌2021年の第33回、2022年の第34回は、実施に向けての議論を重ねていましたが、いずれも中止となっていました。
今年は、現在第8波と呼ばれる流行下にあるものの、行動制限が行われていないこともあり、“コロナ禍”以前の企画内容に戻す方向で実施するといいます。
きのう1月23日(月)に港北公会堂(大豆戸町)の会議室でおこなわれた出展者説明会には、テント・ブース出展を予定している地元大倉山と大曽根の商店街を中心とした8団体と、ステージ出展を予定している8団体の約30人が出席。
野外でお茶を楽しむ野点(のだて)や、「大倉山梅酒 梅の薫」新酒の試飲・販売、箏・尺八・三味線などによる三曲演奏や和太鼓、舞踊やソーラン節など、かつての開催をイメージした内容を目指し準備を進めていくとのことです。
なお、港北区の魅力を広くPRすることを目的とし、区内で撮影した区の花“梅”をテーマに撮影した写真を募集する「こうほく梅の写真コンテスト」も今年1月1日から既にスタート。
3月31日(金)まで作品を受け付けるほか、来月2月21日(火)から27日(月)まで、10時から17時まで(初日は13時より)の期間、大倉山記念館のギャラリーで、「2022年入賞作品展」もおこなわれる予定です。
3年間におよぶ開催ブランクと感染症対策により、元の規模感での開催は難しく、また運営側には初めてのメンバーも見られるなど、完全に“元通り”という状況にはならないであろう「観梅会」。
それでも、港北区の春を彩る三大祭りの“復活スタート”を切ることで、他の2つの「綱島公園桜まつり」(3月25日予定)や、「小机城址まつり」(4月23日予定)の開催を盛り上げることにもつながりそうです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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・観梅会は中止でも公園散策を楽しむ、大倉山の研究員がおすすめ「梅の木」5選(2022年2月9日)※昨年の記事
・大倉山を盛り上げる「観梅会」は2/17(土)・18(日)、平成と歩み30回目(2018年1月23日)
【参考リンク】
・第35回大倉山観梅会(実行委員会事務局~港北区地域振興課内)