浦和美園、西高島平、新宿三丁目、大宮、2つの池袋……朝のラッシュ時は行先の種類が多く、乗車時に混乱してしまいそうです。
相鉄(相模鉄道)は新横浜線(相鉄・東急直通線)の全面開業にともない実施する来月(2023年)3月18日(土)のダイヤ改正後の時刻表を公開しました。
JR線と東急線方面への新横浜線が分岐する羽沢横浜国大駅では、平日朝の7時台と8時台に計26本の列車が運転され、このうちJR線方面行が7本、東急線方面は19本となっています。
この2時間だけでも11種類の行先があり、もっとも多いのが「浦和美園行(東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道)」で、「西高島平行(都営三田線)」や「新宿三丁目行(東京メトロ副都心線)」が続きます。
このほか、「池袋行(JR埼京線)」「大宮行(JR埼京線)」「高島平行(都営三田線)」「和光市行(東京メトロ副都心線)」が2本ずつあり、「赤羽行(JR埼京線)」「川越行(JR埼京線)」「渋谷行(東急東横線)」「新宿行(JR埼京線)」「池袋行(副都心線)」も各1本ずつ運転。
平日7時台から8時台の列車を発車順に並べてみると次のようになります。
羽沢横浜国大駅・平日朝の都心方面行(7時~8時台)
- 7:01発(東急)目黒・三田線方面・西高島平行(東急線内急行)
- 7:05発(東急)目黒・南北線方面・浦和美園行(東急線内急行)
- 7:10発(東急)渋谷・副都心線方面・新宿三丁目行(東急線内急行)
- 7:14発(JR)武蔵小杉・新宿方面・大宮行(埼京線)
- 7:20発(東急)目黒・三田線方面・西高島平行(東急線内急行)
- 7:25発(東急)渋谷・副都心線方面・新宿三丁目行(東急線内急行)
- 7:30発(JR)武蔵小杉・新宿方面・大宮行(埼京線)
- 7:32発(東急)目黒・南北線方面・浦和美園行(東急線内急行)
- 7:36発(東急)目黒・三田線方面・高島平行(東急線内急行)
- 7:41発(東急)渋谷・副都心線方面・池袋行(東急線内急行)
- 7:45発(東急)目黒・南北線方面・浦和美園行(東急線内急行)
- 7:51発(JR)武蔵小杉・新宿方面・赤羽行(埼京線)
- 7:56発(東急)渋谷・副都心線方面・新宿三丁目行(東急線内急行)
- 7:59発(東急)目黒・三田線方面・西高島平行(東急線内急行)
- 8:04発(JR)武蔵小杉・新宿方面・川越行(埼京線)
- 8:07発(東急)目黒・南北線方面・浦和美園行(東急線内急行)
- 8:11発(東急)渋谷・副都心線方面・和光市行(東急線内急行)
- 8:14発(東急)目黒・三田線方面・高島平行(東急線内急行)
- 8:18発(JR)武蔵小杉・新宿方面・池袋行(埼京線)
- 8:20発(東急)目黒・三田線方面・西高島平行(東急線内急行)
- 8:26発(東急)渋谷行(東急線内急行)
- 8:30発(東急)目黒・南北線方面・浦和美園行(東急線内急行)
- 8:37発(JR)武蔵小杉・新宿方面・池袋行(埼京線)
- 8:44発(東急)渋谷・副都心線方面・和光市行(東急線内急行)
- 8:50発(JR)武蔵小杉方面・新宿行(埼京線)
- 8:53発(東急)目黒・南北線方面・浦和美園行(東急線内急行)
都心部を越えて東京北部や埼玉方面へ直通する列車も多く、どこを経由してどこへ行くかのが一目では分かりづらい行先の列車が同じホームから発車します。
JR線方面行と東急線方面行は「武蔵小杉」「渋谷」「池袋」と“同じ駅”を通る列車も多いだけに混乱してしまいそう。たとえば、羽沢横浜国大7時41分発の池袋行(副都心線)と8時18分発や同37分発の池袋行(JR)は行先の駅名こそ同じですが、JR線と副都心線の池袋駅は離れており、経由も運賃も異なります。
列車本数が急に多くなる3月18日以降は、乗り間違いに注意したいところです。
【関連記事】
・<東急新横浜駅>目黒・渋谷方面へ「急行」中心のダイヤ、平日朝に多くの始発(2023年2月18日)
・3月18日に「新横浜線」開業、相鉄線から日中は副都心線・三田線行が中心(2022年12月17日)
【参考リンク】
・相鉄・東急直通線(新横浜線)の案内(相鉄、2023年3月18日のダイヤ改正についても)
・相鉄「2023年3月18日(土)からの新しい時刻表」など(PDF形式で閲覧可能)