2019年のラグビーワールドカップ(W杯)以来の観戦機会となりそうです。来年(2022年)1月に始まる新リーグ「ジャパンラグビー・リーグワン(JAPAN RUGBY LEAGUE ONE)」の横浜キヤノンイーグルス(旧「キヤノンイーグルス」)が1月15日(土)に日産スタジアムで主催試合を開くにあたり、横浜市市民局が市民2000人超を招待する計画です。
来年1月7日(金)に開幕が予定されているラグビーの「リーグワン」は、将来のプロリーグ化を見据えて昨年までの「トップリーグ」と傘下リーグを再編した新リーグで、国内24チームが3つのディビジョン(区分)に分かれた3部制によって、各チームが16試合(ディビジョン2・3は12試合)を戦います。
最上位の「ディビジョン1」には、昨年まで「トップリーグ」に所属していた16チームのうち首都圏を中心とした12チームが参加。AとBの2グループ(カンファレンス)に分け、主に同じグループ内のチーム間を中心に1月上旬から5月上旬までの土曜・日曜日または金曜日に試合を行う計画です。
リーグ戦後の5月以降には、12チーム中上位4チームによるプレーオフを実施して優勝と準優勝、3位と4位チームを決める一方、下位(10~12位)の3チームは下部(ディビジョン2)上位との入れ替え戦にまわる予定。
ディビジョン1に入った12チームでは、昨年まで主に町田市などを本拠地としていたキヤノンイーグルスが本拠地(ホストエリア)を横浜市に移しており、横浜キヤノンイーグルスにチーム名を変更。
新リーグでは日産スタジアムとニッパツ三ツ沢球技場で計3試合(12月1日時点=日産1試合・三ッ沢2試合)の主催試合(ホストゲーム)を行う予定です。
横浜キヤノンイーグルスとして本拠地最初の試合となるのが、来年1月15日(土)の14時30分から日産スタジアムで行われるコベルコ神戸スティーラーズ(旧「神戸製鋼」)との一戦。
日産スタジアムでラグビーの試合が行われるのは、2019年秋のラグビーW杯以来となります。
横浜市は1月15日(土)の日産スタジアムでの試合に「1011組・2022人」の市民を抽選で招待することを決め、きのう12月1日から応募受付を開始しました。
市のインターネットフォームからのみ応募を受け付けており、締切は12月26日(日)23時59分まで。応募者には来年1月7日(金)に抽選結果をメールで通知するとのことです。
相模原のダイナボアーズは“2部”スタート
なお、昨年までトップリーグに所属していた相模原市の「三菱重工相模原ダイナボアーズ」は、新リーグで初年度はディビジョン2に所属することになっています。
そのため、今年のリーグ戦ではキヤノンイーグルスとの試合は組まれていませんが、今月12月18日(土)には“神奈川ダービー2021”と題し、13時から本拠地の「相模原ギオンスタジアム」に横浜キヤノンイーグルスを迎えてのプレシーズンマッチ(練習試合)を有観客で開催する予定です。
【関連記事】
・横浜のラグビー開幕、日産スタジアムで「キヤノンイーグルス」快勝(2022年1月17日、当日の試合結果など)※リンク追記
・<日産スタジアム>ラグビートップリーグが9/10(土)に初公式戦、中高生は無料に(2016年8月25日、今から5年前に当時の「キヤノンイーグルス」と「東芝ブレイブルーパス」が日産スタジアムで対戦)
・新横浜駅でトップリーグ選手が「ラグビーショー」、8/31(土)・9/1(日)に(2019年8月30日、「三菱重工相模原ダイナボアーズ」は新横浜駅でイベントも)
【参考リンク】
・ジャパンラグビーリーグワン開幕!横浜キヤノンイーグルスのホストゲーム開幕戦に横浜市民1,011組2,022名をご招待します(横浜市市民局、2021年12月26日締切)
・横浜キヤノンイーグルス(今シーズンからチーム名に横浜を入れ、市内をホストエリア化)
・ジャパンラグビーリーグワン(JAPAN RUGBY LEAGUE ONE)(2022年1月スタート)