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日産スタジアムでもラグビーの新リーグ「リーグワン(LEAGUE ONE)」が開幕しました。

今年から発足したリーグワンで、横浜市をホストエリア(ホーム)とする「横浜キヤノンイーグルス(旧「キヤノンイーグルス」)」は、先週(2022年)1月15日(土)に日産スタジアムで本拠地開幕戦を行い、強豪の「コベルコ神戸スティーラーズ(旧「神戸製鋼コベルコスティーラーズ」)」を相手に55対21で快勝。記念すべき“横浜第一戦”での白星に詰めかけたファンを沸かせました。

当日は東ゲート前広場を中心にキッチンカーやグッズ販売テントなどが多数出店した

今年開幕したラグビーのリーグワンは、前年までの「トップリーグ」を再編した新リーグ。チーム名に地域名を入れ、主なホームゲーム開催地である“ホストタウン”を明確にするなど、将来のプロ化を見据えて発足しているのが特徴です。

横浜市をホストタウンとして選んだのが、前年まで東京都町田市を中心に活動していたキヤノンイーグルス。リーグワンではチーム名に横浜を入れ、日産スタジアムニッパツ三ツ沢球技場でホストゲーム(ホームゲーム)を計4試合を行う予定となっています。

日産スタジアムでのラグビー開催は2019年11月のワールドカップ決勝戦以来となった

“横浜初戦”となった1月15日の試合に迎えた相手は、2018年と19年のトップリーグで優勝しているコベルコ神戸スティーラーズ

横浜キヤノンイーグルスは、前シーズンに10対73で大敗するなど、過去の対戦では1勝8敗と苦戦を強いられている難敵です。

梶村選手のハットトリックなど計8トライ・6ゴールで神戸を圧倒

ところが、この日は横浜キヤノンイーグルスが開始早々1分でトライを奪い、その後も順調に得点を重ねて、前半を終えた時点で34対14とリード。

後半も優位に試合を展開し、終わってみればCTB(センター・スリークォーターバック)の梶村祐介選手が3トライを決めるハットトリックを記録するなど8トライ・6ゴールをあげて苦手にしていたコベルコ神戸スティーラーズを圧倒し、55対21という点差で地元開幕戦を快勝で飾りました。

三ツ沢で2試合、次の日産は4月23日

横浜キヤノンイーグルスは1月8日の開幕戦から2連勝と上場の滑り出し

横浜キヤノンイーグルスは、今月1月30日(日)と来月2月6日(日)ニッパツ三ツ沢球技場で2試合を行った後、しばらく横浜市内での試合はありませんが、4月23日(土)には再び日産スタジアムでリーグ屈指の実力を持つ「埼玉パナソニックワイルドナイツ(旧「パナソニックワイルドナイツ」)との対戦が予定されています。

今回の日産スタジアム開幕戦は、2019年11月のラグビーワールドカップ決勝戦以来となるラグビー開催でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大が影響したためか、当日の観客数は1万1233人にとどまっています。

この日のバックスタンド(東ゲート側)は混んでいたが、その他エリアは空席が目立っていた

次回4月23日の日産スタジアム開催時は、ゴールデンウイーク前の暖かい気候のなか、新型コロナ禍も落着いた環境でさらに多くの観客を集めたいところです。

▼ 横浜市内での「横浜キヤノンイーグルス」試合予定

  • 1月30日):NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(ニッパツ三ツ沢14:30)【詳細情報】【対戦相手にコロナ陽性者が確認されたため中止となりました(1月29日追記)】
  • 2月6日):クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(ニッパツ三ツ沢14:30)【詳細情報
  • 4月23日):埼玉パナソニックワイルドナイツ(日産スタジアム※時間未定)

▼ 東京都内での「横浜キヤノンイーグルス」試合予定

  • 2月27日():リコーブラックラムズ東京(東京都駒沢オリンピック公園陸上競技場14:30)【アウエー戦】
  • 3月5日():東芝ブレイブルーパス東京(秩父宮ラグビー場17:00)【アウエー戦】
  • 3月12日():NTTドコモレッドハリケーンズ大阪(秩父宮ラグビー場14:30)
  • 3月18日(金):トヨタヴェルブリッツ(秩父宮ラグビー場19:00)
  • 4月15日(金):NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(秩父宮ラグビー場※時間未定)【アウエー戦】

)その他の試合日程はこちらに掲載

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ラグビー新リーグ、1/15(土)日産スタジアム「本拠地開幕」に2000人招待(2021年12月2日)

【参考リンク】

2022年1月15日(土)「横浜キヤノンイーグルス対コベルコ神戸スティーラーズ」(日産スタジアム)の試合結果(リーグワン、ハイライト動画も)

横浜キヤノンイーグルスの公式サイト(試合日程など)