新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

相鉄・東急直通線(新横浜線)の新横浜駅出入口は4カ所設けられ、一部は駅前ペデストリアンデッキから地下1階の改札階まで直通するエスカレーターも設置する予定だといいます。

鉄道・運輸機構が公表した4カ所の出入口位置図(同機構のページより)

鉄道・運輸機構は今月(2021年)9月1日、環状2号線下に整備中の相鉄・東急直通線の新横浜駅について、新たに4カ所の出入口整備の詳細を公表しました。

相鉄・東急直通線の出入口は、円形歩道橋下に位置する「新横浜駅入口交差点」の四隅にそれぞれ、エスカレーターやエレベーター、階段を設置。市営地下鉄ブルーラインも改札口を置く地下1階と地上を結びます。

「第1出入口」は駅前ペデストリアンデッキとつながる(7月23日撮影)

このうち「第1出入口」は、駅前のペデストリアンデッキから地下1階を直接結ぶエスカレーターのほか、「デッキ階~地上階(バスターミナル付近)~地下1階」を結ぶエレベーターと階段も設置。

第4出入口」は駅前東広場のドトールコーヒーやマクドナルド付近に設置され、第1出入口とともに、駅ビルに近い位置となります。

一方、環状2号線を渡った城南信用金庫側(日産スタジアム方面)には「第2出入口」、三井住友銀行側(横浜アリーナ方面)には「第3出入口」をそれぞれ設ける計画。

4つの新たな出入口は円形歩道橋の四隅に設けられるイメージ(日吉・新綱島側から撮影)

相鉄・東急直通線の改札口は、地下鉄ブルーラインと同じフロアに設置されるため、既存の地下鉄出入口や連絡通路を使っての乗り換えも可能で、今回の出入口新設により地下改札階へのアクセスがより便利になりそうです。

鉄道・運輸機構は、今回の出入口計画について今月9月14日(水)から10月15日(金)までの1カ月間にわたって説明動画を公開し、9月14日(水)から10月4日(月)までの期間にメールなどでの「質問書」を受け付ける予定で、質問書に対しては回答を2回に分けて公開するとのことです。

【関連記事】

<地下鉄・新横浜駅>相鉄・東急直通線の至近に「新改札口」、乗換短縮へ新設(2020年5月19日、地下フロアの位置図も)

新横浜駅の「3B出口」を撤去、相鉄・東急直通線の新出入口を計画(2019年7月16日)

<相鉄・東急直通線>環状2号線下に建設中の新駅名は「新横浜」の見通し(2020年8月5日)

【参考リンク】

新横浜駅出入口計画に関する詳細ページ(鉄道・運輸機構、資料も公開)