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相鉄・東急直通線(新横浜線)の新駅として新横浜駅前環状2号線地下で建設中の新駅名は、他路線と同じ「新横浜」となる見通しです。きのう(2020年)8月4日(火)に東急電鉄が新綱島駅(仮称)の駅名案を港北区民から公募するにあたり、その際のチラシで明らかにしました。

8月4日に公表された「新綱島駅(仮称)」の駅名公募を知らせるチラシで「駅名は『新横浜』に正式決定する予定です」と記載された(東急電鉄の公式サイトより)

同チラシに掲載した地図上で、「新横浜駅(仮称)」について「駅名は『新横浜』に正式決定する予定です」と記載。東急電鉄によると「正式な決定時期は、現時点では未定」(東急広報グループ)とのことです。

相鉄・東急直通線は、新横浜駅(仮称)を境に羽沢横浜国大駅側が「相鉄新横浜線」、日吉駅側を「東急新横浜線」として両社が運営を行うものの、国や神奈川県、横浜市からそれぞれ建設費の支援を受けているため、駅名を正式決定する際には県や市の同意を経たうえで、国の認定が必要となっています。

相鉄と東急の分岐駅となる新駅は、横浜市営地下鉄ブルーラインの新横浜駅地下で交差する形で建設されており、昨年秋ごろまでにコンクリートによる駅の躯体(くたい)が完成しており、現在は出入口などの関連工事が行われている状態。

相鉄・東急直通線(新横浜線)の新駅は新横浜駅前を通る環状2号線の地下に建設されている(8月1日)

今年2月には羽沢横浜国大駅からの「羽沢トンネル」(約3500メートル)が新駅に到達しており、新綱島駅(仮称)側から掘り進めている「新横浜トンネル」(約3300メートル)は、未掘削の区間が残り約550メートルとなっています。

なお、もう一つの新駅となる綱島東1丁目の新綱島駅(仮称)については、東急電鉄が港北区在住者や在勤・在学者を対象に今月8月10日(月・祝)から駅名案の公募を行ったうえで、この意見を参考に新駅名を決めたい考えです。

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未来につながる駅名を、東急電鉄が“綱島新駅”の名称を港北区民から公募(横浜日吉新聞、2020年8月4日、綱島の新駅は駅名案を募集)

新横浜駅前の地下に作った相鉄・東急直通線「新駅」、難工事に土木学会賞(2020年7月22日)

<地下鉄・新横浜駅>相鉄・東急直通線の至近に「新改札口」、乗換短縮へ新設(2020年5月19日、両線が交差する地点に新改札口)

【参考リンク】

【港北区内在住・在職・在学の方へ】8月10日(月・祝)~9月6日(日)まで、新駅の駅名を募集します(東急電鉄、2020年8月4日、チラシの地図に「新横浜」で正式決定する予定と記載)