今年（2021年）秋の「ふるさと港北ふれあいまつり」は横浜アリーナで開催されることになった（2021年1月の成人式会場、イメージ）
今年の「区民まつり」は、横浜アリーナの「秋イベント」と同時開催――例年秋に開催されている港北区民まつり「ふるさと港北ふれあいまつり」（同実行委員会主催）は、今年（2021年）は11月13日（土）に横浜アリーナ（新横浜3）で開催、同アリーナ主催の恒例イベント「秋のヨコアリくんまつり」と同日に行うことになりました。
ソーシャルディスタンスの確保にも充分な距離を保つことが想像可能な、初の「メインアリーナ」での開催となる同まつりでは、「ミズキーエリア」として会場を設定したうえ、センテニアルホールや2階ロビーは「ヨコアリくんエリア」としてヨコアリくんまつりを実施するとのこと。
今回の区民まつりへの会場提供の申し出を行った株式会社横浜アリーナ（同）に対しては、1998（平成10）年3月から実施されてきた港北区民表彰も港北区長から先月（2021年）3月25日に授与されています。
オープン30年の感謝、さらなる地域貢献への想い
31件目（個人・団体）の港北区民表彰の受賞となった株式会社横浜アリーナの市川素久総務部長、増住敏彦副社長、関社長、栗田区長（当時）、高嶋賢一副区長（写真右より）（港北区役所での表彰式、3月25日・区提供）
同社の関洋二社長は、「私たち横浜アリーナは礎の地となる港北区において日ごろから皆様に支えられ、2019（平成31）年に30 周年を迎えることができました」と、まずは地域とともに施設があること、また同年4月1日でオープン30年を迎えたことについての感謝の想いについて説明。
区民まつりへの会場提供については、「コロナ禍において、地域の皆様が元気になるような後押しはできないかと考え、港北区民まつりにメインアリーナを使ってもらうことを提案しました」と、港北区を盛り上げるために、“横浜アリーナ一丸となって”取り組んでいきたいとの決意を表します。
「ミズキーエリア」と「ヨコアリくんエリア」とエリアをわけて2つのまつりを同時開催予定（港北区のサイトより）
港北区は、同社が、新型コロナウイルスが流行する中、発表機会を失った区内中学校吹奏楽部のために合同演奏会を主催したことや、昨年11月14日に開催された「ふるさと港北ふれあいまつりオンライン（on-line）」のコアデイ、国勢調査における説明会での会場の無償提供を行ったことを区民表彰の理由と説明。
栗田るみ区長（前区長＝在任時）は、「港北区民まつりを、（これまでの屋外とは異なり）天候に左右されることなく開催することができるようになり、参加者にも大いに喜んでもらえるのでは。コロナ禍において、地域、企業の皆様のご苦労が多い中、港北区を盛り上げ、港北区に愛着をもってもらえるよう、区全体で取り組んでいきたい」と、今年行われる新しい「区民まつり」への意欲を示していました。
連携イベントとしてのリアル開催に期待感が高まりそう（港北区のサイトより）
感染症への対策を十分に行ったうえで、「区民まつり」と「ヨコアリくんまつり」の2つのイベントを同一会場で開催することによる相乗効果により、「これまで以上に港北区民をはじめとする多くの皆様に楽しんでもらえれば」（同実行委員会）と、区、横浜アリーナ、そして地域まちづくり関係者が一堂に会してのイベント開催に向け、大きな注目が集まっていきそうです。
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【参考リンク】
・令和3年11月13日（土曜日）「ふるさと港北ふれあいまつり」を横浜アリーナで開催します！（横浜市港北区のサイト）
