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新横浜駅から東急で日吉駅まで約6分・250円、渋谷駅へは約30分・360円、相鉄で海老名駅までは約26分・384円になるといいます。

東急電鉄と相鉄(相模鉄道)は来年(2023年)3月に開業を予定する「相鉄・東急直通線」(新横浜線)について、きょう(2022年)8月9日に加算運賃額や各駅間の設定運賃などを発表し、同日付けで国土交通大臣に認可申請を行いました。

普通運賃に加えられる「加算運賃」は、新横浜駅~新綱島駅間のみ「70円」を適用。日吉駅・新綱島駅~新横浜駅間の運賃は片道250円となる見通し(東急電鉄のニュースリリースより)

相鉄・東急直通線(新横浜線)の建設にかかった費用を負担するため、運賃に一定額を加える「加算運賃」は、東急電鉄側が新横浜駅と新綱島駅の間で「70円」に設定。

新綱島駅日吉駅の間には加算運賃を設定せず、至近にある東横線の綱島駅と同じ運賃体系とする予定です。

至近距離にある「新綱島」(新横浜線)と「綱島」(東横線)は、同じ駅の扱いとし、定期券に「日吉~綱島」または「日吉~新綱島」が含まれる場合はどちらの駅でも乗降可能に(同)

加算運賃を踏まえ、新横浜駅から日吉駅までの運賃片道250円(IC同額)となり、通勤定期券は1カ月9400円、通学定期券は1カ月3440円。所要時分は「6分」を想定しているとのこと。

新横浜駅から新綱島駅までの間については今回、運賃額が発表されていませんが、東急電鉄によると値上げ後の東急普通運賃180円(4キロ区間を想定)に加算運賃額70円を加えた片道250円とし、通勤定期は1カ月9400円、通学定期は同3440円とする考えで、両駅間の所要時分は「3分」を想定しているといいます。

新横浜駅から東急線の主な駅への運賃額、新横浜~渋谷間は片道360円を予定(東急電鉄のニュースリリースより)

このほか、新横浜駅から武蔵小杉駅へは片道300円(IC運賃297円)で所要時分は想定10分、中目黒までは同360円(同358円)で所要時分は想定26分、渋谷駅へは同360円(同358円)で所要時分は想定30分、目黒線の目黒駅までは同360円(同358円)で所要時分は想定28分になるとのこと。

新横浜駅からの運賃で見ると、中目黒と渋谷、目黒は同一の運賃区分内となり、通勤定期券が1カ月あたり1万3360円、通学定期券は同4910円に設定されました。

新横浜~羽沢横浜国大は40円加算

一方、相鉄側の新横浜駅と羽沢横浜国大駅間(約4.2キロ)の加算運賃は「40円」とし、すでに「相鉄・JR直通線」が通る羽沢横浜国大駅と西谷駅(2.1キロ)については30円が設定されています。

新横浜駅~羽沢横浜国大駅間(約4.2キロ)は「40円」の加算運賃を設定(相鉄のニュースリリースより)

相鉄は、新横浜駅と羽沢横浜国大駅間の加算運賃額が決まったことを踏まえ、相鉄線の主要駅から新横浜駅までの運賃額を発表しました。

新横浜駅から二俣川駅までの片道IC運賃は269円で所要時分は想定11分、海老名駅へは同384円で所要時分は想定26分、いずみ野線・湘南台駅までは同423円とし所要時分は想定23分とのことです。

新横浜駅から相鉄線の主な駅への運賃額、新横浜~二俣川間は片道269円(ICカード)を予定(相鉄のニュースリリースより)

なお、現時点では羽沢横浜国大駅新横浜駅間の運賃額は公表されていません。

新横浜駅までの営業距離を公表された「4.2キロ」と仮定して計算すると、相鉄線の普通運賃額180円(4~7キロ区間、ICは178円)に加算運賃額40円を加えた片道220円(IC運賃218円)。

この前提羽沢横浜国大駅から渋谷駅までの運賃を計算すると、新横浜駅までの相鉄線区間(想定220円)に東急新横浜線と東横線の360円を加え、合計580円となります。

相鉄線と東急線を新横浜駅で乗り継ぐ際には、相鉄分(羽沢横浜国大駅から40円、西谷駅からの場合はさらに30円追加)と東急分(70円)の二度にわたり加算運賃を支払うことになるため、両社間で何らかの運賃割引がほしいところです。

なお、「西谷駅~新横浜駅」の区間を含むIC通勤定期券を購入すると、相鉄・横浜駅でも乗降を可能とする予定(相鉄のニュースリリースより)

新横浜駅で相鉄と東急が合流

相鉄・東急直通線は、新横浜駅から日吉駅間(5.8キロ)は「東急新横浜線」の名で東急電鉄が運営し、新横浜駅から羽沢横浜国大駅を経由して相鉄線・西谷駅までの間(6.3キロ)は「相鉄新横浜線」の名で相鉄が運営することになっています。

新横浜駅から日吉駅間(5.8キロ)は「東急新横浜線」、新横浜駅から相鉄線・西谷駅までの間(6.3キロ)は「相鉄新横浜線」となり、西谷駅と羽沢横浜国大駅の間にはすでに「相鉄・JR直通線」が走っている(東急電鉄と相鉄などによるニュースリリースの図を一部加工)

東急新横浜線(新横浜~日吉)は、日中1時間あたり6本、朝ラッシュ時は1時間あたり14本を運行。

相鉄新横浜線のうち、羽沢横浜国大駅新横浜駅の間は日中1時間あたり4本、朝ラッシュ時は1時間あたり10本を運行する計画としています。

新横浜駅から東急線・日吉間は日中1時間あたり6本、相鉄線・羽沢横浜国大間は日中1時間あたり4本を運行予定(写真はイメージ)

なお、相鉄新横浜線のうち、西谷駅から羽沢横浜国大駅の間は「相鉄・JR直通線」(羽沢横浜国大駅~JR武蔵小杉駅~JR新宿駅方面)がすでに運行中です。

相鉄線と東急線の間は相互に直通運転し、さらに東急渋谷駅や東急目黒駅から先の東京メトロや都営三田線などとも直通運転が行われます。

【関連記事】

<国交省>相鉄・東急直通線の「加算運賃」でパブリックコメント募集(2022年8月10日)リンク追記

<相鉄直通線>当初の需要予測から3割減を想定、加算運賃の上昇も(2022年6月1日、需要予測の変化から議会で加算額があらかじめ明かされていた)

<相鉄・東急直通線>新横浜から都心直結、メトロや都営三田線へ乗り入れ(2022年1月28日、東急線の先の地下鉄線へも相互乗り入れする)

【参考リンク】

東急電鉄「2023年3月開業予定の東急新横浜線の旅客運賃設定に係る認可申請を実施」(2022年8月9日)

相鉄「相鉄・東急直通線の運賃認可申請および直通線定期券の新サービス導入」(2022年8月9日、相鉄線~羽沢横浜国大~新横浜駅間の運賃についてなど)