台湾発祥の「小籠包(しょうろんぽう)ダイニング」が、新横浜・ぐるめストリートの3日連続オープンの最終日を彩ります。
JR新横浜駅直結のキュービックプラザ新横浜(新横浜2、新横浜ステーション開発株式会社)内の「ぐるめストリート」(新横浜3)では、今週(2020年)6月15日から3つの飲食店が日ごとにオープン。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、他の2店と同様に、4月中予定から大幅に遅れての開店となりました。
今回の「連続オープン」の最終日となったきのう6月17日午前11時に開店した「鼎’s (Din’s/ディンズ)by JIN DIN ROU キュービックプラザ新横浜店」は、株式会社フードバディーズ(東京都品川区)が経営する中華料理店。
台湾で行列ができる小籠包の名店だという「京鼎樓(ジンディンロウ)」(台北市)の流れをくむ同店は、日本での1号店として2005(平成17)年にオープンした恵比寿本店(東京都渋谷区)を源流に店舗を展開。
従来の「中華料理店」のイメージを払拭したという、「女性一人でも寛(くつろ)げるような落ち着いた雰囲気」に仕上げた店内外の演出が人気を博し、北は東北・宮城県仙台市から西は九州・福岡県博多まで、国内に6種類の同系列店を計30店舗(同社サイト)出店しています。
神奈川県内では4店目、横浜市内では「京鼎樓そごう横浜店」(西区高島)に次いで2店目のオープンとなった同店ですが、より手軽な価格で本格的な中華料理を味わえるという「小籠包ダイニング」をテーマとした「鼎’s」としての出店は県内で初めて。
この日のオープンに駆け付けた、同社社長でCEOの荻巣(おぎす)雄太さんは、「新幹線の利用で全国的な著名度と乗降客があり、横浜アリーナや日産スタジアムなどへも多く来客が訪れ、地域を活性化できる場所であることが(出店の)決め手となりました」と、今回新横浜での出店を決めた理由について説明します。
台湾「京鼎樓」のトップ点心師で総料理長の陳章雄氏が、「焼き餃子の大好きな日本人」を想い、特別な「羽根つき焼き小籠包」を開発したことがその源流となっているとのことで、古来の伝統を大切にしつつ、小籠包の新しさを追求、肉汁たっぷり(同店サイト)にその味を仕上げていることもあり、ランチ・ディナーいずれのメニューの中でも、「羽根つき焼き小籠包」(490円、ディナー時・税別)や、「蒸し小籠包」(同)がその存在感を発揮しています。
ランチタイム(11時から16時まで)には、小籠包と、麺などを選ぶ「カジュアルランチ」(1000円・税込)、餡(あん)かけご飯または焼きそばを選ぶ「八品目餡(あん)かけランチ」(1350円・税込)、前菜と海老のチリソースも味わえる「特選セット」(1480円・税込)の3種類がセットメニューとして提供されていますが、ランチ時間帯もグランドメニューの注文が可能となっています。
評判を聞きつけた主に女性客らがオープン直後から来店し、マンゴー練乳氷(900円・税別)、マンゴープリン(500円・同)や杏仁豆腐(500円・同)といったデザート類、テイクアウトも可能なタピオカミルクティー(ブラックティーまたは抹茶、500円・税別)なども注文している姿が見られました。
店長の入江通泰(みちやす)さんは、「美味しいお料理と、元気な接客で皆さまをお待ちしています」と、早くも活気ある雰囲気に満ちた同店への日々の来店を呼び掛けています。
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【参考リンク】
・鼎’s (Din’s) by JIN DIN ROU【6月17日OPEN】(キュービックプラザ新横浜公式サイト)