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新横浜駅からの東海道新幹線がより便利になります。1時間あたりの本数が増え、新大阪などへの平均所要時間も短縮されます。

ダイヤ改正の特設ページも開設

JR東海は今週(2020年)3月14日(土)にダイヤ改正を実施し、「のぞみ」号の1時間あたりの運転本数を2本増やして片道最大12本にするほか、全列車を最高速度285キロの車両「N700系タイプ」に統一することで、すべての「のぞみ」で東京から新大阪間の所要時間を2時間30分以内で運転を行います。

今回のダイヤ改正では、臨時列車も含めて1時間あたり最大で12本の「のぞみ」を運転するもので、たとえば新横浜駅で見ると、3連休前の3月19日(木)は、17時から19時台の新大阪方面で「のぞみ」を12本運転。

【一例】3月19日(木)18時台の新横浜駅「のぞみ」発車時刻

  • 0分◆/7分◆/10分/13分◆/18分/29分/31分◆/37分◆/39分/43分◆/48分◆/58分◆
    (※)◆印は臨時列車

ダイヤ改正後は次々と新幹線がやってくる(東京駅)

臨時列車を含め、12本の「のぞみ」が運転されていることに加え、別に2本の「ひかり」号と3本の「こだま」号が運転されるため、新横浜駅では1時間に17本、3.5分に1本の列車が発車。ほぼ待つことなく何らかの新幹線には乗れる状態です。

運転本数の増加に加え、これまで「のぞみ」では東京駅と新大阪駅間で平均2時間33分かかっていた所要時間を平均2時間29分に短縮し、全列車が2時間30分を切ることになります。

1時間あたり最大で17本が運転される時間帯も(新横浜駅)

また、同時に山陽新幹線方面へも所要時間が短くなり、東京駅から博多駅までは5時間を切って平均所要時間が4時間59分とします。

今週末から東海道新幹線の利便性が高まる一方、新型コロナウイルスの感染拡大による移動やイベントの抑制が続き、JR東海の発表によると東海道新幹線の乗客数は今月3月1日(日)から9日(月)までの集計で前年比56%減と半分以下に落ち込んでおり、3月下旬から4月にかけては臨時列車などが運転されない可能性もあります。

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【参考リンク】

3月14日(土)「東海道新幹線ダイヤ改正」特設ページ(JR東海)