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今年は「はしか(麻しん=ましん)」の感染が目立っています。横浜市保健所は、JR横浜線とJR菊名駅利用者の30代男性がはしかに診断されていたことを公表し、ゴールデンウィーク(GW)中の今月(2019年5月)4日(土・祝)と5日(日・祝)の一部時間帯に同駅や同線の利用者に注意を呼び掛けています。

5月4日(土・祝)の18時1分に菊名駅からJR横浜線に乗車し、翌5日(日・祝)は朝7時7分にJR菊名駅で下車したという(写真はJR菊名駅、イメージ)

市保健所の発表によると、この男性は4日(土・祝)の18時1分に菊名駅からJR横浜線に乗車し、東神奈川駅で京浜東北線に乗り換えたうえで18時22分に川崎駅で下車。翌5日(日・祝)朝6時45分に川崎駅を出発し、同じルートで7時7分に菊名駅で下車したといいます。

同じ時間帯に利用された方で、利用後10日前後経ってから、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に電話連絡の上、指示に従い受診してください」(市保健所)と呼びかけます。

はしか(麻しん)はウイルスによる感染症で感染力が強く空気感染や飛沫感染、接触感染でうつるといい、感染した場合は38度以上の発熱や咳(せき)、鼻水、結膜の充血、全身の赤い発しんが現われます。

ただ、一度かかっていたり、2回の予防接種により十分な免疫をもっていたりする場合は、発病する心配はないとのことです。

なお、このケースとは別に、神奈川県の発表によると30歳代の女性もはしかに感染して発病しており、今月9日(木)の8時30分ごろにJR横浜線の淵野辺駅(相模原市中央区)から乗車し、横浜駅で下車。同日の16時頃に横浜駅から乗車し、淵野辺駅で下車していたと公表されています。

【関連記事】

新横浜~菊名~渋谷間の利用者に「はしか」発生、市が感染の注意呼びかけ(2019年3月27日、この時は菊名駅でJRと東急乗り換え)

2/11(月・祝)9:30ごろ横浜→日吉駅の東横線利用者に「はしか」感染注意呼びかけ(横浜日吉新聞、2019年2月15日、日吉駅で乗降)

【参考リンク】

麻しん(はしか)患者の発生について(2019年5月19日、横浜市健康福祉局※菊名駅・JR横浜線利用)

麻しん(はしか)患者の発生について(2019年5月15日、神奈川県健康医療局※淵野辺駅・JR横浜線利用)