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「きたせん」の位置図、馬場出入口のみ2019年度の開業を目指しているという

「きたせん」の位置図、馬場出入口のみ2019年度の開業を目指しているという

高速道路「横浜北線(通称:きたせん=K7)」(第三京浜道路・港北インターチェンジ~新横浜出入口~横浜羽田空港線・生麦ジャンクション、約8.2km)はきょう(2017年3月)18日(土)に開通となります。

18日は午前中に新横浜出入口付近で記念式典が行われた後、一般の通行が可能となるのは16時の予定です。なお、新横浜プリンスホテルや新横浜駅を発着する羽田空港へのリムジンバスについては、現時点できたせんを通行することはないものの、4月頃にもダイヤ改正を行い、きたせん経由とすることで時間短縮を図るとみられます。

「きたせん」の料金表(きたせん公式サイトより

「きたせん」の料金表(きたせん公式サイトより)

一方、綱島街道と菊名4丁目付近で合流する法隆寺交差点(鶴見区上の宮)の近くに設けられる「馬場出入口」については、開業が遅れています。

接続する都市計画道路「大田神奈川線」の法隆寺交差点から内路交差点までの区間で工事が終わっていないことが理由とされており、「用地取得に時間を費やしたことや、住宅地に近接して大規模な工事を行うことから、周辺環境に配慮して慎重に工事を進めるよう施工方法を変更したことなどによるもの」(2016年5月27日の林文子市長答弁)だといいます。首都高速道路では、2019年度(2019年4月から2020年3月末まで)の開通を目指すとしています。

きたせんの利用料金(普通車=ETC)は、新横浜出入口から岸谷生麦まで360円、空港中央(大田区)までが990円。港北ジャンクションから空港中央まで1030円となります。

【2017年3月18日追記】

開通式典は新横浜出入口近くのトンネル内で行われました

開通記念式典は新横浜出入口近くのトンネル内で開業日当日の10時から行われました

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内閣官房長官や神奈川県知事、横浜市長らとともに地元の小学生がくす玉割りとテープカットを実施(10時50分ごろ)

11時過ぎからさまざまな自動車が「通り初め」を行い、この後16時の一般開通に備えます

11時過ぎからさまざまな自動車が「通り初め」を行い、この後16時からの一般開通に備えます

【関連記事】

<2017年3月開通>地下30mの高速道路「横浜北線」は港北区内のどこを通っているのか(2016年9月11日)

新横浜大橋から「きたせん」へアクセス、長島大竹線が3/16(木)午後に開通(2017年3月12日)

【参考リンク】

横浜北線(きたせん)の公式サイト(首都高速道路)

大田神奈川線(馬場地区)について(横浜市道路局、馬場出入口に接続する都市計画道路)

「馬場地区工事」のお知らせ(首都高速道路「きたせん」サイト)