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2024年春、相鉄のダイヤ改正は小規模な範囲にとどまりました。

相鉄(相模鉄道)は来月(2024年)3月16日(土)に行うダイヤ改正の概要を発表し、相鉄新横浜線で夜間の一部列車の運行区間を海老名方面へ延長するほか、相鉄・JR直通線では早朝時間帯に列車が設定されます。

羽沢トンネルを抜けて羽沢横浜国大駅に到着する各駅停車の海老名行(2023年7月撮影)

相鉄新横浜線では、平日の21時41分から23時41分までに新横浜駅を出発する5本の「西谷行」について、4本を特急または各駅停車(各停)の「海老名行」に、1本を各停の「大和行」に変更。

また土休日についても、新横浜22時23分発と23時41分発の「西谷行」が各停「海老名行」に変わります。

このほか相鉄新横浜線では、「一部列車の新横浜駅への到着時刻を調整し、東海道新幹線へのお乗り換え時間を確保します」(相鉄の発表資料)とのこと。

相鉄沿線から早朝に新宿へのJR直通列車が設定される(2023年4月撮影、羽沢横浜国大駅)

相鉄・JR直通線では海老名駅を5時24分、羽沢横浜国大駅を5時47分に出発する「特急・新宿行」と、新宿駅を6時31分、羽沢横浜国大駅7時11分に出発する「各停・海老名行」を設定。

一方で深夜時間帯の1往復(新宿方面行21時台、相鉄方面行23時台)の運転を取り止めるものの、1日を通してのJR直通運転本数に変化はないといいます。

本線では平日朝に一部列車の種別や行先を変更することで、「西谷駅→横浜駅間」の運行を2本増やす計画です。

昨年(2023年)は相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業で大規模なダイヤ改正となりましたが、開業1年を経た今年は小幅な変更にとどまりました。各駅の時刻表は3月上旬ごろに公開する予定とのことです。

【関連記事】

東急「新横浜線」の利便性が高まる、3月16日(土)改正で昼間は1時間8本運転(2024年1月11日、東急新横浜線では昼間の列車本数を増やす)

3月のJR改正で“横浜線~桜木町”を増やす、「相鉄・JR直通」では早朝増便(2023年12月15日、相鉄・JR直通線についての改正情報も)

【参考リンク】

2024年3月16日(土)実施「相鉄線ダイヤ改正のお知らせ」(相模鉄道、2024年2月9日)

新横浜駅の案内(相模鉄道、時刻表も)