新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

新横浜線沿線での乗降や、定期券利用者は、どの程度増えていくのでしょうか。

やはり「横浜駅」も利用したい?相鉄がIC通勤定期券を購入すると相鉄横浜駅でも乗降を可能とする新サービスの名称を「YOKOHAMAどっちも定期」にすると発表(2022年7月、ゆめが丘駅、イメージ)

やはり「横浜駅」も利用したい?相鉄がIC通勤定期券を購入すると相鉄横浜駅でも乗降を可能とする新サービスの名称を「YOKOHAMAどっちも定期」にすると発表(2022年7月、ゆめが丘駅、イメージ)

相鉄(相模鉄道)は先月(2022年)8月9日、来年(2023年)3月に開業を予定する「相鉄・東急直通線」(新横浜線)にあわせ、西谷駅から新横浜駅までの区間を含むIC通勤定期券を購入すると、相鉄横浜駅でも乗降を可能とする新サービスをおこなうことを発表。

続けて、きのう9月2日に、定期券の名称を「YOKOHAMAどっちも定期」に決定するとともに、相鉄・東急直通線を含む定期乗車券を開業日から発売すると公表しました。

「どっちも定期」は、新横浜線区間定期券を購入した場合でも、横浜駅を買い物やレジャーなどで利用したいという要望に応えたもの。

「例えば、往路や平日は相鉄新横浜線経由でラクラク通勤、帰路や休日は横浜駅周辺でお買い物、といったご利用が可能」になるとしている(相鉄のニュースリリースより)

「例えば、往路や平日は相鉄新横浜線経由でラクラク通勤、帰路や休日は横浜駅周辺でお買い物、といったご利用が可能」になるとしている(相鉄のニュースリリースより)

IC 通勤定期乗車券の有効区間に「西谷駅から新横浜駅まで」が含まれていれば、追加料金の必要なく横浜駅でも乗降できることから、これまでの横浜駅利用者には大きなメリットとなりそう。

まずは「一旦、新横浜線を利用してみよう」といったニーズに応え、定期券購入の区間変更に弾みがつく可能性があります。

一方、「横浜駅」と「新横浜線」沿線エリアが「どっちに行くか」の“比較対象”として扱われることになることもあり、特に新横浜線沿線においては、仕事以外でも楽しめるよう街の魅力を高める取り組みや工夫も中長期的に必要となりそうです。

【関連記事】

<新横浜線>新横浜~日吉は約6分・250円、渋谷へは約30分・360円に(2022年8月9日)

【参考リンク】

相鉄「相鉄本線 横浜駅での乗降も可能とする新サービス名称「YOKOHAMAどっちも定期」に決定!」(2022年9月2日)