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【レポート】新横浜の街はまさに“驚き”連続の2日間となりました。

今月(2023年)10月28日(土)と29日(日)に新横浜駅前にある2カ所の広場と日産スタジアムの計3カ所を会場に開かれた「新横浜パフォーマンス」(新横浜町内会など主催)は、2日間で昨年を上回る約23万人が来場したとみられ、会場を拡大したなかで大きな盛り上がりを見せました。

オープニングセレモニー前の篠原中学校吹奏楽部による演奏時からステージ前の観客席が埋まっていた(10月28日、西広場)

相鉄・東急新横浜線の開業を記念して駅前広場にメインとなる2会場を設け、さらに従来の日産スタジアムでもフリーマーケットなどの各種企画を実施。

3会場すべてで大道芸などのパフォーマーがほぼ全時間にわたって演技を披露して各会場を盛り上げたほか、若干距離の離れた日産スタジアム会場にもメインステージの様子を放映して一体感を演出。

今回は3会場内のいたるところで20人(組)以上の大道芸パフォーマーが演技を披露して人気を集めていた

運動会やイベントなど秋の行事ラッシュという環境の週末にも関わらず、2日間とも天候に恵まれ、またハロウィンの雰囲気を打ち出して子ども向けの企画を拡充したこともあり、各会場では家族連れの来場者が目立ちました。

3会場の様子、上から駅前西広場、駅前東広場、日産スタジアム・東ゲート前広場

来場者数は現在集計中の段階ではあるものの、主催者では前回を上回る23万人程度が来場したと見ており、「どの会場もこれだけ盛り上がるとは思わず人の多さで駅前広場が狭く感じるほどだった」(主催関係者)と驚く声が聞かれました。

1991(平成3)年に第1回を開いた新横浜パフォーマンスは来年が節目となる30回目。次回の開催時期となる2024年10月には新横浜駅(1964年開業)の60周年も控えています。

節目を迎える2024年も今年以上に盛り上げを図る企画内容となりそうです。

2日間の様子を以下に写真でご紹介します。

オープニング(西広場ステージ)

ステージのトップバッターは地元・岸根町の「岸根囃子(はやし)」が2日間にわたってつとめた

今年も篠原中学校の吹奏楽部がオープニングセレモニーを盛り上げた

主催者を代表してあいさつする新横浜町内会の金子清隆会長

オープニングセレモニーでおなじみの「かもねシスターズ」

今年のテーマである「ワンダー・ジャンボリー」の掛け声と篠原中吹奏楽部の演奏とともに2日間のイベントがスタート

駅前「東広場」会場

こちらは駅前の「広場」(横浜アリーナ側)は、子ども向けのブースと公共団体・企業によるブースが中心

オープニングセレモニーに駆け付けた横浜市の山中竹春市長も早速、東広場を訪れていた。後方は自らハロウィンのコスプレで場を盛り上げる田原雅浩実行委員長

ハロウィン関連のブースは子どもからの注目を常に浴びていた

ハロウィン装飾の遊具も人気だった

毎年おなじみの「ロードトレイン」も今年はハロウィン仕様

横浜市などによる国際園芸博PRフォトスポットもハロウィン装飾

港北消防署と港北消防団は今年も共同でブース出店

港北警察署の白バイは今年も人気

横浜市と友好交流を続ける「群馬県昭和村」と「山梨県道志村」では地場産品を販売

今年も相鉄「そうにゃん」と東急「のるるん」が両社ブースに揃って登場した

JR東海・新横浜駅のブースでは制服を着て写真撮影ができた

日産スタジアム会場

こちらは日産スタジアム会場の東ゲート前広場、駅前会場とは離れているもののこちらも熱気、ステージの生中継も行った

今年は横浜労災病院が救護所兼のブースも出し、血液年齢やストレス測定などを行った

昨年から始まった手づくり品の販売コーナー「シンヨコハマ・ハンドメイド ビレッジ」は好天のなか屋外で開催

恒例の「BIGフリーマーケット」は日産スタジアムの外周通路をぐるり一周しても出店者が続く巨大規模

初日には東ゲート前で「『ボッチャ』チャレンジ」を実施

ラグビーリーグワンの「横浜キヤノンイーグルス」は前年に続きラグビー教室を開催

子どもの遊び体験イベント「ミニプレイグリーンパーク」は南ゲート前に開設した

駅前「西広場」会場(ステージ)

こちらはメインステージのある駅前「西広場」、2日間にわたって3会場で多数の企画とステージがあるため、プログラムでのチェックが必須

西広場では30店の飲食ブースが軒を連ねた。来場者の増加で盛況となり食べるスペースは不足気味だった

ステージの内容次第では西広場内が人でいっぱいになることも

今年も会場で出たごみは「ECOステーション」の運営を担う小・中学生らとともに7種類に分別

今年は2日間ともダンスに関するステージが目立っていた

チアリーディングチームが揃っての「BIG SMILE CHEER! Special Stage!!(ビッグスマイルチア・スペシャルステージ)」は今年も盛り上がった

ステージだけでなく西広場の外では大道芸パフォーマンスも

2日目の夕方はおなじみの大抽選会、今年も新横浜に関する商品が多数用意された

2日間を締めくくる最後のイベントは「スーパードリームライブ」。サンプラザ中野くん(真中)、パッパラー河合さん(右)に肉野バンバンジー(上原辰太郎)さんがドラムスでサポートし、「大きな玉ねぎの下で」「月光」「旅人よ~The Longest Journey」「涙2 ~LOVEヴァージョン」「リゾ・ラバ~Resort Lovers」「Runner(ランナー)」など「爆風スランプ」時代の8曲を披露

フィナーレの曲となった「Runner(ランナー)」では新横浜パフォーマンスに携わったプロダンサーと港北区に拠点を置くチアリーディングチーム「RAINBOWS(レインボーズ)」も登場。曲とともにダンスなどのパフォーマンスで共演してライブを締めくくった

ライブ終了後はCD販売の場にサンプラザ中野くんとパッパラー河合さんが登場し、記念撮影ができるとあって長蛇の列ができていた

【関連記事】

<新横浜パフォーマンス>駅前と日産スタジアムの3会場で10月28・29日に(2023年10月23日)

・【前年のレポート】人も鉄道も“つながる新横浜”、3年ぶり「新横浜パフォーマンス」に熱気(2022年11月14日)

【参考リンク】

新横浜パフォーマンスの公式サイト(2024年は30回目の節目)