新横浜でしか味わえない初秋の“氷上カートレース”に参加してみませんか。
一般社団法人日本EVクラブ(世田谷区、舘内端代表理事)は、来月(2023年)9月23日(土・祝)にKOSE新横浜スケートセンター(新横浜2)で開く「氷上電気カート競技会~SDGs ERK on ICE(エスディージーズ・アーク・オン・アイス=ERKは電気レーシングカートの意)」の参加者と観覧者を募集しています。
電気を使って走る「EVカート」をスケート場に持ち込み、速さを競うという日本でも例を見ないこのレース。
2019年9月に新横浜で初めて大規模な実証実験を行い、翌年から正式な大会として毎年秋に開催しています。
主催する一般社団法人日本EVクラブは、1994(平成6)年から四半世紀超にわたって電気自動車(EV)の普及につとめてきた団体で、二酸化炭素(CO2)の排出削減や、持続可能かつ都市で開催できる形のモータースポーツを模索するなかで氷上に着目。
EVカートにスタッドレスタイヤを装着し、さらに滑り止めのスパイクを打ち込んで走らせてみたところ、従来のモータースポーツにはない感覚でレースを楽しめることが分かり、大会として発展させてきました。
最大の特徴は、未経験者も含めて幅広い層の参加が可能な点で、実際に昨年の第3回大会では10歳から70歳までの年齢層が参戦し、普段は車椅子を使っているカート未経験の女性も氷上で速さを競っています。
9月23日に開く今年の第4回大会では、未経験者を対象とした「ビギナークラス」(定員20人、参加費3000円)をはじめ、カートの公式レース経験者による「エキスパートクラス」(定員20人、参加費8000円)など3クラスに分けて、9月9日(土)まで参加者を全国から募集。
昨年はビギナークラスを中心に定員がすぐに埋まっており、参加希望者は早期の申し込みが必要となりそうです。
また、大会当日の観覧(1人500円、小学生以下は無料)も可能で、こちらは9月20日(水)17時まで受付中となっています。
新横浜で始まり、年々注目が高まりつつある氷上カートレース。一度見てみるとスケート場でカートが速さを競うというユニークさと斬新さに驚かされるはずです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の一部共通記事です
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・【前年レポート】新横浜で定着しつつある「氷上EVカート競技会」、10歳から70歳まで出場(2022年9月24日)
【参考リンク】
・SDGs ERK on ICE(氷上電気カート競技会、2023年は9月23日開催)(一般社団法人日本EVクラブ)