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JR菊名駅でスマートフォン(スマホ)を使った独自のスタンプラリーが企画されました。

JR東日本横浜支社の菊名駅では、きょう(2023年)2月10日(金)から3月31日(金)までデジタルスタンプラリー「菊名駅ゆかりの地巡り」を実施します。

2023年2月10日(金)から3月31日(金)までアプリを使って行われるデジタルスタンプラリー「菊名駅ゆかりの地巡り」のポスター(JR菊名駅提供)

このスタンプラリーは、観光向けアプリSpotTour(スポットツアー)」を使用して行うもので、菊名駅周辺の4カ所に設定されたスポットをめぐり、スタンプとキーワードを集めるという内容です。

集めたキーワードの文字でつくられる言葉をJR菊名駅の係員(9時30分から23時)に伝えると先着500人に「オリジナルメモ帳」がプレゼントされます。

スタンプ・キーワードは、(1)JR菊名駅、(2)菊名神社(菊名6)、(3)錦が丘ロータリー(錦が丘)、(4)菊名駅かさ上げ跡(東口の自転車駐車場事務所付近)の4カ所で獲得が可能。

JR菊名駅の駅舎(西口)からは篠原北や大豆戸町、錦が丘の街が近いが、錦が丘のロータリーへは東口(東急側)のほうが行きやすい

菊名神社はJR菊名駅の駅スタンプのモデルとなっており、錦が丘はかつて“菊名住宅分譲地”として販売された歴史を持ち、ロータリーのある場所に駅を置く可能性があったとも言われます。

“菊名駅かさ上げ跡”は低地で洪水に悩まされた歴史を伝える場所で、1969(昭和44)年に横浜線の線路をかさ上げした痕跡を残します。

戦後に大きく変化した駅と鉄道関連の史跡が目立つことに加え、駅周辺は「菊名4・7丁目」「篠原北1・2丁目」「大豆戸町」「錦が丘」と4つの街が入り組み、それぞれ異なる個性を持っているため、そんな変化もスタンプラリーを機に味わってみたいところです。

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【参考リンク】

デジタルスタンプラリー「菊名駅ゆかりの地巡り」の案内(2023年2月10日~3月31日、アプリ「SpotTour」)

【イベント情報:JR菊名駅】デジタルスタンプラリー開催(JR横浜支社Fcebook)

シリーズわがまち港北「第192回 菊名地区(1)~地域の成り立ち、その3」(大倉精神文化研究所、菊名駅についても)