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旧横浜篠原郵便局を活用した文化交流拠点「アルノー(ARUNŌ)」がきょう(2022年)8月10日(水)に正式オープンします。

旧篠原郵便局の「アルノー」は新横浜駅(篠原口)から徒歩4~5分の場所にある

アルノーは、昨年(2021年)7月に新横浜駅近くの大豆戸町へ拡張移転した「篠原郵便局」の旧局舎を改装し、地元の篠原町に本社を置く株式会社ウミネコアーキ(若林拓哉社長)が文化複合拠点という位置付けで開設したものです。

施設名のアルノーは、シートン動物記の作品「伝書鳩アルノー」を由来とし、かつて郵便局であったことの記憶を伝書鳩に込めたものだといいます。

約100平方メートルのスペースを使い、地域のフードロス削減を目指すというコンセプトで冷凍食品を提供する「フローズンカフェバー」や、手作り品などの展示や販売ができる「マドグチ(窓貸し&チャレンジショップ)」を設置。

このほか、「シェアキッチン」や「シェアラウンジ」の機能も持っており、建物の前ではキッチンカーの出店をイメージした貸出用の屋外出店スペースも備えます。

郵便局の局舎は文化拠点として生まれ変わった(8月9日)

「一窓」単位で借りることができる「マドグチ」は、1カ月あたり税別1500円(学生)・同3000円(一般)・5000円(法人)という価格(別途入会金が必要)で借りられる“チャレンジショップ”的なスペースで、利用希望者で埋まりつつあるといいます。

同施設によると、7月9日からのプレオープン期間には、近隣の在住者がふらりと訪れることも目立っており、きょう8月10日の本格オープン以降は、さらに機能も拡充していきたい考えです。

50年近くにわたって篠原町を中心とした周辺住民に親しまれてきた郵便局の局舎がどのように変わったのか、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

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【参考リンク】

ARUNO(アルノー)の公式サイト(旧篠原郵便局の場所、2022年8月10日オープン)