新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

移転開局した「横浜篠原郵便局」(写真上)と3月に完成した「ルヴァンヴェール新横浜」

新横浜駅の至近郵便局が移転オープンしました。篠原町にあった「横浜篠原郵便局」は、きのう(2021年)7月19日から新横浜駅の篠原口側に建てられた3階建ての新築建物「ルヴァンヴェール新横浜」の1階へ移転し、新たに営業を始めています。

かつて西松建設が事業所を置いていた新幹線ホーム脇の土地を使って今年3月に完成したルヴァンヴェール新横浜は、住所こそ大豆戸町となっていますが、地下鉄2番出入口や「ぐるめストリート」の篠原町側出入口から至近で、“ほぼ駅前”といえる位置。

同建物内では今年5月に武蔵小杉に本院を置く産婦人科・小児科の「はぐくみ母子クリニック」が分院を開院しています。

1975(昭和50)年から営業してきた旧「横浜篠原郵便局」

横浜篠原郵便局は、駅から約500メートルほど岸根公園寄りにある篠原町内1975(昭和50)年から営業を続けていましたが、旧局舎と比べ約4倍の広さを持つ今回の建物内に拡張移転することになったものです。

同郵便局で局長をつとめる大塚茂さんは、「旧篠原郵便局は46年間にわたって地域の方々に親しんでいただきました。新たな場所でもより一層親しまれる郵便局にしていきたい」と力を込め、新局舎ではスペースを大幅に拡張できたことから、来局者が“密”にならないようにレイアウトを工夫したといいます。

局長の大塚さん

移転初日となったきのう7月19日には、9時のオープンと同時に客が次々と訪れ、局長に祝いの言葉をかけていく人も目立ち、来局者の一人は「新横浜駅からも近く、便利になった」と笑顔で話していました。

駅から近くなったことに加え、車での来局者向けには、隣接するコイン駐車場「タイムズ新横浜南口第5」の11台分が利用できるようになり、旧郵便局時代と比べ駐車台数が大幅に増えました。

旧局舎と比べ4倍の広さになったという

営業時間は、郵便窓口が平日9時から17時(貯金・保険窓口は16時)、ATMは17時30分まで。土曜日はATMのみ9時から17時まで利用可能。日祝日は休業となっています。

なお、篠原町にあった旧郵便局の建物は今後解体され、ポストも撤去される予定。関係者によると、跡地の活用方法は未定とのことです。

)この記事は、複数の読者の方からの情報提供をきっかけに取材を行いました。ありがとうございます

【関連記事】

新横浜駅の篠原口側、西松建設跡地に3階建て「診療所・店舗・保育所」計画(2019年1月15日、今回の建物について)

【参考リンク】

横浜篠原郵便局の案内ページ(日本郵政グループ)

キュービックプラザ新横浜「ぐるめストリート」のフロアマップ(篠原町側の出入口から近い)