【2022年7月27日時点の記事です】2022年の東海道新幹線における帰省ラッシュは8月11日(木・祝)が混雑のピーク日となりそうです。JR東海は8月10日(水)から17日(水)まで“お盆期間”の指定席予約状況を公表しました。
JR東海によると、8月11日から17日までの期間に東海道新幹線では321万席の指定席を用意しており、7月25日時点での予約は73万席だといいます。
新型コロナウイルスの感染状況が悪化し「まん延防止措置」や「緊急事態宣言」が発出されていた昨年(2021年)の同じ時期と比べ3.2倍の多さとなっていますが、コロナ禍前の2018年と比べると62%の予約にとどまっています。
7月25日時点では下り(新大阪方面行)のピーク日が8月11日(木・祝)となっており、同日の午前に東京駅を発車する博多行や広島行の「のぞみ」号と、「ひかり」号に混雑が見られるといいます。
一方、上り(新横浜・東京方面行)のピーク日は8月14日(日)になると見ており、現在のところ席に余裕があるとのことです。
なお、JR東日本の在来線特急では、同期間の東海道本線「踊り子」「サフィール踊り子」や「湘南」号の予約率は2018年比で69%、昨年と比べると193%になっています。
7月に入って首都圏をはじめ全国的に感染状況が悪化していますが、昨年のような行動制限がないため、ピーク日を中心に一定の混雑が見られそうです。
【写真追記:2022年8月11日】
【関連記事】
・【前年記事】東海道新幹線に「臨時列車」設定も、2021年“お盆”の予約は低調(2021年7月26日)
・【年末年始の状況】<2021年末>2年ぶり“帰省ラッシュ”か、12/29(水)など東海道新幹線が混雑(2021年12月15日)
【参考リンク】
・東海道・山陽新幹線運行状況(随時更新、JR東海)
・JR東海「2022年度 お盆期間の指定席予約状況について」(PDF、2022年7月26日)
・JR東日本「『お盆期間』の指定席予約状況のお知らせ」(PDF、2022年7月26日)