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相鉄・東急直通線(新横浜線)の開業に向け、ブルーライン新横浜駅の日産スタジアム側改札口付近には、待ち合わせに使えるようなカフェなどの店舗誘致が想定されているといいます。

横浜市交通局の傘下法人で、駅構内の売店「ファミリーマートはまりんコンビニ」の運営などを担当する一般財団法人横浜市交通局協力会(中区長者町)は、新横浜駅の日産スタジアム側改札口(8番出入口)近くにある店舗スペースでの出店者募集を今週(2022年)7月25日に始めました。

かつて日産スタジアム側改札口の前ではドトールとセブンの小型店が営業していた(2018年12月)

この店舗スペースでは以前、ドトールコーヒーセブンイレブンの小型店が営業していましたが、相鉄・東急直通線の開業などにともなう駅改良工事により、ドトールは2020年8月に、セブン小型店は昨年(2021年)11月にそれぞれ閉店しています。

また、昨年2月には同じ並びのスペースに「新横浜駅行政サービスコーナー」が移動し、新たに稼働したところでした。

今回は2つの区画を1区画として募集する。左側は2021年2月から新たに設けられた「新横浜駅行政サービスコーナー」

日産スタジアム側改札口から至近の8番出入口は、相鉄・東急直通線の改札口からも近く、JR新横浜駅と8番出入口の間は自由通路で往来できるため、開業後は同線乗客の使用も増えそうです。

今回の出店募集では、旧ドトールと旧セブン小型店だった2区画を1つの区画(121.76平方メートル=36.8坪)として使用。

横浜市交通協力会によると、待ち合わせなどにも使えるカフェ形態の店舗を想定しており、相鉄・東急直通線の開業までにオープンする計画だといいます。

宮内新横浜線(セントラルアベニュー)沿いにある8番出入口、下りると店舗スペースと行政サービスコーナー、日産スタジアム側改札口がある

なお、今回のテナントは宮内新横浜線(セントラルアベニュー)とアリーナ通りが交わる「新横浜2丁目交差点」の真下に位置し、8番出入口の地上部では「ローソン」が営業し、交差点の横浜アリーナ寄りには「セブンイレブン」の新規オープンも予定されており、物販店は豊富に立地しています。

横浜市交通協力会では、8月26日まで出店者を募集し、9月上旬には出店者を決定したうえで店舗の改装工事などを行う予定です。

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新横浜駅の「行政サービスコーナー」が移動、相鉄直通線の改札新設で(2021年1月21日、今回の募集テナントのとなり)

【参考リンク】

横浜市営地下鉄 新横浜駅構内103区画事業者募集について(一般財団法人横浜市交通協力会、2022年8月26日まで募集)