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2020年のお盆期間は新幹線などのJR線が“ガラガラ”ということになるのでしょうか。JR東海や東日本は、7月21日時点でのお盆期間(8月7日~17日)における指定席の予約状況を公表し、前年と比べ2割程度にとどまっていると2社が発表しました。

東海道新幹線の新横浜駅ホーム(7月7日)

8月7日(金)から17日(月)までの11日間に、東海道新幹線では前年比3%増の436万席を用意しているなか、7月21日までに予約されているのは30万席で、前年と比べ21%にとどまっている状態。すべての日と時間帯で混雑が見られません。

また、JR東日本東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線は同期間に前年比2%減の273万席を用意。7月21日までに予約されたのは21万席で、前年と比べ19%の予約にとどまっています。

感染予防のため、東海道新幹線の車内では座席を回転させることや会話をできるだけ控えるよう呼びかけており、これまでの夏休みのように家族旅行を楽しめる雰囲気ではないかもしれない(新横浜駅)

JR東日本エリア在来線特急では、中央本線の「あずさ」「かいじ」が前年比23%の予約、常磐線の「ひたち」「ときわ」が同22%、東海道本線の「踊り子」「サフィール踊り子」同30%となっている一方、「成田エクスプレス」はわずか11%という予約状況にとどまります。

7月に入って東京都などの首都圏と全国の都市部で新型コロナウイルスの感染者数が急増していることに加え、小・中学校の夏休み期間も短縮(横浜市立の夏休みは8月1日~16日)されるなか、新幹線などの公共交通機関では、2020年はいつもと異なる“お盆期間”となる可能性があります。

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【参考リンク】

JR東海「2020年度 お盆期間の指定席予約状況について 」PDF、7月22日)

JR東日本「『お盆期間』の指定席予約状況のお知らせ」PDF、7月22日)

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