「鶴見川をきれいにしたい」との想いが、地域に新しいコラボを生み出しました。
新羽町内で活動する8つの町内会・自治会によって組織されている新羽町連合町内会(尾出清和会長)は、先週末(2022年)4月16日(土)午前、鶴見川流域の自然や伝統文化を伝える活動を行う「鶴見川舟運復活プロジェクト」(新羽町、長谷川武明会長)と初となる共同での鶴見川の清掃活動をおこないました。
鶴見川の清掃活動は、鶴見川流域の流域情報研究会として設立された「新羽わんどクラブ」が、2003(平成15)年ころから「クリーンアップ」活動と名付けてスタート。
2008(同20)年からは、同クラブ代表の内山岳彦さんも世話人として参加する「鶴見川舟運復活プロジェクト」と統合して、1、2カ月に1回くらいのペースで定期的に清掃活動を実施してきたといいます。
2020年2月以降の新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、この清掃活動も実施を見送ってきたといい、久しぶりの実施、また今回、連合町内会側からの申し出も受け、「共催」としては初の開催に至ったものです。
今回の企画の中心となった同連合町内会の副会長で新羽南町内会会長の浅倉克彦さんは、「8つの自治会町内会のうちきょうは日程が合った6町会が参加、場所は各回が指定した場所で、個別に展開します。今回参加できなかった2町会は、後日おこなう予定です」と活動について説明。
自治会町内会の役員や会員にも「鶴見川舟運復活プロジェクト」の主旨に賛同し、活動をおこなっているメンバーが多く所属していることもあり、今回の清掃活動の後押しになったといいます。
活動にあたっては、国土交通省京浜河川事務所の許可と協力を得ての実施となっており、新羽地区に面した鶴見川沿いのエリアを、それぞれの自治会町内会がグループに分かれての清掃活動をおこなっていました。
今回の活動の成果は、連合町内会の会合で共有していく予定とのことで、「参加者に景品を出すといったアイデアを盛り込んだりすれば、より大掛かりなイベントとしての開催もできるのではないか」との声も参加者からあがるなど、今後の清掃活動と地域団体とのコラボの可能性の広がりと発展に期待したいところです。
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【参考リンク】
・新羽町連合町内会の紹介(港北区連合町内会のサイト)