新羽地区の自治会・町内会に2人の新会長が誕生、新年度の地域まちづくりに臨みます。
横浜市港北区新羽町内で活動する8つの町内会・自治会によって組織されている「新羽町連合町内会」は、先週(2022年)4月23日(土)午後に連合町会長会議を新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウス(新羽町)で開催。
新たに今年度(2022年度)から就任したばかりの2人の新会長も参加し、新年度の地域まちづくりについての情報の共有をおこなっていました。
今回、新会長に就任したのは、「新羽町中之久保町内会」の斉藤貞弘さんと、「北新羽町内会」の大森洋一さん。
新羽町のうち、新羽中学校の周辺から新羽ポンプ場にいたる付近一帯「中之久保」をエリアとする「中之久保町内会」会長の斉藤さんは、「新羽小学校や新羽中学校、新羽丘陵公園も町内会のエリアにあり、新羽町の“真ん中”にあるというのどかな場所という認識です」と、地域の特色について語ります。
鶴見川沿いのエリアなども含み、新しいマンションなども建設されていることから、「マンションと戸建の比率は半々くらい、という印象でしょうか。会員数の減少傾向もみられるので、町内会を盛り上げていくことができれば」と、20年もの経験を積んだという町内会活動での未来に向けての意気込みを語ります。
新羽町のうち、新田小学校入口交差点の付近から都筑区新栄町や新吉田町と接する一帯「北新羽」をエリアとする「北新羽町内会」会長の大森さんは、「昔ながらの農家を営む方が多いエリアです」と、自身、建設業を営みながら活動をおこなってきた地域の特色について説明します。
22歳の頃から地域活動に参加してきたといい、「20代ではスポーツ推進委員、30代では青少年指導員、40代では学校PTAというように活動をおこなっていました」と、地域や子どもたちのために活動をおこなってきた経緯を振り返ります。
「これまでの経験を、地域のために役立てていきたい」と大森さん。
今回の2人の就任にあたり、同連合町内会会長で、新羽駅の周辺から港北産業道路沿いのゴルフ練習場付近にいたる一帯をエリアとする「新羽町中央町内会」会長の尾出清和さんは、「世代的に若い会長が就任したことは喜ばしいこと。よりよい新羽町をつくっていくためにも、新しい意見を採り入れた地域まちづくりをおこなっていきたい」との想いを熱く語っていました。
新羽エリアでは、首都高速道路「横浜北線」や、宮内新横浜線の新吉田町から高田駅間の完成もあり、交通アクセスが飛躍的に向上していることも、マンション・宅地開発につながっており、増える「若者世代」にいかに地域まちづくりに参加してもらうかという大きな課題を抱えながらの両新会長の船出となりそうです。
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【参考リンク】
・新羽町連合町内会の紹介(港北区連合町内会)
・和 輪 話のまちにっぱ(新羽町連合町内会)